日本の労働力人口は6598万人。うち就業者は6376万人、失業者222万人という(2015年総務省「労働力調査結果」)。その産業別構成を見て驚いた。トップは卸・小売業で1054万人で製造業の1035万人を上回る。医療、福祉が784万人、建設業500万人とつづく。時代が変わり「芋の煮えたもご存じない」爺になったことを覚る。
正規と非正規の雇用者数の比率を見ると非正規が4割近くになっている。賃金の実態も見る。正規と非正規の格差、男女の格差、時給1000円に届かぬ平均848円という地域最賃と地域格差、残業の上限規制がない労働時間の実態やOECD諸国中最低レベルの有給休暇の取得実態、各種制度の取得格差…調べるときりがない。労働組合の組織率や労働協約のカバー率もOECD諸国中最低クラスにあることを知る。知ってどうこうなる話ではないがなんでそないなってるんか考えさせられる。ただ、日本では、政権が財界・大企業寄りで労働者の権利擁護や格差是正に後ろ向きなことがいちばんの問題やろう。写真は千里東町の白花夾竹桃と百日紅
昼は納豆ぶっかけ素麺。屑のような芋を洗って枝豆と一緒に茹でる。芋がうまい。
芋のくせわが身に似たり疣削る 昇龍子
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ノーやん
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