町内の路上で線路工夫のIさんと独居老人のMさんに会う。Iさんは病院帰り。「朝はよ出たのにいま帰るとこや。体重が2週間で6キロも減ってな。おかしいんや。血圧の薬もろて帰ってきた」。「ごはん、ちゃんと食べてんの」「朝一食だけ」「ご飯?パン?」「うどん」「そら…」。あかんとも言えず言葉につまる。坂道を自転車で登れず降りて登る。目まいがするという。「お先に」と言って帰ったが気にかかる。高齢のMさん。坂道を杖付いて登っている。「どこ行ってきたん?」「おでんが食べたくてね。そこのコンビニへ。おいしいの」。あちこちおでんを食べ比べしているらしい。独り住まい。食べる量も少しに違いない。身体が不自由になったときのことを考えなくては。
お昼は即席ラーメン。千里中央へパンとプリント用紙を買いに行く。帰りに東町の長谷池による。以前、梅棹忠夫さん(元国立民族学博物館長)が住んではった頃「ガタロが棲んでいそうな」と形容していた池。新都心のどまんなかに鴨や鷭、蝶や蜻蛉が生息し四季の表情を見せる不思議な空間。あまりに出来すぎた景色なので句づくりがむつかしい。(写真上=千里東町公園の長谷池、下=同池を囲むメタセコイアとカエデの紅葉)
秋色の全き河太郎池の午後 愚老
コメント一覧
ノーやん
fm
最新の画像もっと見る
最近の「インポート」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事