ついでに花壇のようすもみる。咲き揃ったチューリップの花びらが強風でいまにも舞いとびそう(写真上)。散り始めた一本、雌蕊が露わな花茎を切り取る。球根を太らせるためや。花弁が散ったらすぐそうする。
チューリップは和名鬱金香(うっこんこう)という。牡丹ゆりともいう。いまではそんな言葉を使う人はみかけない。ユリ科。原産地はトルコ。1554年、トルコからヨーロッパにもたらされ、ドイツやオランダの富豪に珍重され出すや先物取引され1634年には狂乱相場を招いたという(湯浅浩史さん著「花の履歴書」)。100年後の18世紀にもトルコとヨーロッパでチューリップの狂乱高値騒ぎがあったという。以前、この日記に書いた。歴史を知ると「鬱金香」というネーミングは面白い。
ついでのついで。きのう天地返しした菜の花畑のD花壇をみる(写真下)。ナタネをつけたナバナを抜き取った後は地の春星=ベツレヘムの星ことハナニラと瑠璃唐草ことネモフィラ=が目立つ。移し換えたムラサキハナナは萎れず活着しそうや。
くさぐさのいろはひときわ鬱金香 愚老
ジュピターの指図お別れチューリップ 同
コメント一覧
ノーやん
fm
最新の画像もっと見る
最近の「インポート」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事