ノーやん日記パート2

いちょうの芽

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 晴れ。夜中寒さで目が覚めトイレに立つ。豊中は明け方-4度という。寒いはずや。ブルブルしてふとんを被る。朝、花壇が気になる。ブラキカムだけでなくパンジーも萎れている。土が乾いている。水をやろうと散水器を水道栓につないでハス口をオンにするが水が出ない。おかしいな。ロッカーからプラスチック製の如雨露を出す。すると中に溜まっていた水が凍っている。散水器も凍りついているんやろう。あきらめて調節なしのハス口をつけたホースで水やりをする。今晩も凍てつくようなら水やりは逆効果かもしれん。判断がむつかしい。水やりの手が悴む。日本海側は大雪という。大阪などとは比較にならない生活の難儀をされていることだろう。政治の力で対策を講じてほしい。午前中WGUCの音楽を聴く。

 昼は、手づくりのうどん。といってもうどんは市販の乾麺。これを湯がき椎茸、玉ねぎ、じゃがいも、鶏肉、葱をぶちこんでちょっと煮込む。あくをすくって醤油で味付けする。うまい。これに海老やかぼちゃがあれば高級讃岐うどんや。

 午後、吹田へ食料品の買い物へ。ぶりが豊漁というから安かったら買お。おつくりにしたら3~4人分たっぷりできる。そのうえ骨のついたところはブリ大根にできる。夢膨らませて覗くと…。安くない。片身が1200円や。2年くらい前は800円ほどで買えたのになあ。昔はこの店人だかりしてたでぇ。けど、いまそんな気配ない。寒鰤の夢すぼむ。パンと牛乳、ほうれんそう、カレールウ、にんにくなどの安もんを買って千里へ帰る。

 歩道の若いいちょう並木に目がいく。枝にほつほつと葉芽が連なっている(写真上)。寒い日がつづくなかここにも春が訪れているんや。貧弱なもの買いのぼくの気分はとたんにリッチになる。大方の人はそんなところに目はないだろう。ぼくは銀杏の芽を発見し柳の枝にぶら下がっている雀と遊んで春を思う。もうすぐ日本の春が開幕する。

出刃包丁研ぎすましたし鰤豊漁 愚老
いちょうの芽出臍のごとく連なりぬ 同


 

コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%うれしいwebry%}fmさん、mikomaiさん、ありがとうございます。病み人のぼくにとっては結構長い1月でした。でも心は春です。
fm
「いちょうの芽出臍のごとく連なりぬ」

ほんとに寒い!春が待ち遠しい!
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