花壇の雑草を引く。物思いに沈んでいる感じのパンジー・ビオラがきょうは面をあげて咲いている。そう見えた。花がらを摘む。まだ初々しいがこれから毎日のように摘む日がやってくる。春の陽光とともにあふれるような笑みがこぼれることだろう。病気にかからないよう花挟も清潔にし注意しよう。午前中、ショパンのピアノ協奏曲、ソナタを聞く。
午後、南千里の公園まで散策する。右目は相変わらず物が右によって見える。歩くとふわふわした感じが取れずついうつむいてしまう。物思いに沈んでいるわけじゃあない。面を上げて歩こう。
牛首ヶ池に辿り着くと気持ちが広々とする。自然に句をひねりたくなる。池の上空に首が長く羽根の黒い鳥がくちばしに何やら咥えて飛んでいる。それをもう一羽がおっかけている。鵜かもしれない。けど、いつも池の主のごとく池中央のネットのうえにいる鵜はきょうも定位置で知らん顔している。池の周囲の樹林では野鳥がチイチョチイチョと鳴き、車いすを押す人、野鳥の写真を撮る人、ジョギングする人…のどかな春の風景。ぼくは目を癒す。
パンジーの畑蝶を呼び人を呼ぶ たかし
陽光のゆらゆら笑顔の遊蝶花 愚句
癒す道面を上げてコート脱ぐ 同
コメント一覧
fm
最新の画像もっと見る
最近の「インポート」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事