晴れのち雷雨。井上ひさしさんの発掘エッセイ・セレクション「社会とことば」を読み始める。吉里吉里村独立の話や赤字再建団体夕張市の「日本市夕張村」へのすすめ、コメの話、日本国憲法の話、どれも日本の政治の根幹を問いかつ日本語の誤った使い方をただす思想が読み取れる。政治もことばも深く勉強して問題提起をされている。ふだん何気なく使う「実存」とか「死」ということばも井上さんはとことんその内実をつかもうとする。すごい人がいてはったんや。お昼は、もみ海苔を振りかけただけのざる蕎麦。
午後、殺虫剤とガラスクリーナーを買いに千里中央へ。ドラッグストアを出たとたんに雨。ゴロゴロ雷鳴もする。自転車で突っ走る。雨ますます強くシャツもズボンもびしょぬれに。思いついて千里津雲台の業務用スーパーへ走り雨宿り。1玉100円のカボチャを見つけ買う。ピーナツや干しブドウ、ふりかけ、缶ビールなども。
新型コロナ感染情報。きのう(26日)は、全国36都道府県で890人。東京236人、大阪119人。豊中は3人増の累計224人。なかなか衰えんなあ。
なにかと注目される大阪の維新政治。批判の声が起こる中で大阪市解体へ暴走中だが箕面市長・市議選では市長と議会議席上位6議席を占めた。危険な兆候ではないか。
夕立の家路を急ぐ濡れ鼠 昇龍子