思えば、ヒバクシャの血の叫び、核戦争阻止・核兵器廃絶・被爆者援護連帯を掲げ続けた原水爆禁止の運動は地味な運動だった。さまざまな偏見を乗り越えて。草の根の運動がついに世界を動かした。そう思うとわが生きて来し方も重ねて合わせて感動を覚える。安倍首相の「非核三原則の法制化不要」とかの言動は自らを歴史の屑篭に投げ入れるものでしかないだろう。アメリカの核の傘から離脱して非核の政府を一日も早く実現したいもんや。昼素麺。食後、千里南公園まで散策。往復6000歩。
俳句の世界も「原爆忌」「広島忌」「長崎忌」を季題とした俳句が連綿と詠み継がれている。「原爆忌全国俳句大会」というのも1965年以来続いているし、長崎では1954年から「長崎原爆忌平和祈念俳句大会」が続いている。「原爆忌」「広島忌」「長崎忌」を兼題にした俳句集も出版された。どの俳句歳時記にも夏(角川は秋)「原爆忌」「原爆の日」が編纂されている。向日葵が花頭捧ぐる原爆忌 榎本冬一郎/原爆許すまじ蟹かつかつと瓦礫あゆむ 金子兜太/日本じゅうを祭壇にして原爆忌 蜷川虎三/ふいに手をつなぎたくなる広島忌 詠み人知らず
写真上=白い夾竹桃、下百日紅。
白く咲く72年の広島忌 昇龍子
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ノーやん

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