青春切符・越前日帰りの旅。続き。午後、曹洞宗大本山永平寺を訪ねたあと、タクシーで戦国城下町跡の一乗谷に向かう。ぼくの知らない歴史遺跡(写真上下)。娘が散索を計画した。越前の豪族・朝倉氏が織田信長に敗れるまで5代にわたり103年間、土地を支配したという歴史遺跡散策である。タクシーの運転者さんが「3000円ほどで行けます」といい、メーターオーバー分は請求せず案内してくれた。帰りのバス便の心配までしてくれた。福井の人はほんまに親切や。
山間にある遺跡は「特別史跡」「特別名勝」「重要文化財」の三重指定を受けている。一乗谷川の西側には武家屋敷や庶民の家が復元されている。お寺、井戸、便所、紺屋、数珠屋、鋳物師、刀研ぎ師、医者の家など、430年前にタイムスリップした。当時日本を代表する文化都市だったそうや。川の東側には五代目当主・朝倉義景の館と庭園跡がある。人家のない「まち」の真ん中では賑やかに時代まつりが行われていた。「まち」の北端には防御の巨大石の堅塁が残っていた。日暮れどきマイファミリーは黄金色に染まる稲穂の道を歩く。単線の無人駅・一乗谷駅へ。一輌だけのワンマンカ―。見るものどれも珍しい。人は親切でやさしい。福井駅から北陸本線で敦賀まで行き夕食をした。鯖焼き寿司がうまかった。魚が新鮮や。家族で乾杯。
楽しい青春切符家族旅行。さあきょうからまた元気にがんばろう。
あかあかと日は難面もあきの風 芭蕉
稲撓むほそ道黄金の夕間暮れ 愚老
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ノーやん
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