ノーやん日記パート2

やるせない師走

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 晴れ。きょうから師走。「おはようございます」「寒いですね」。店舗を閉じた友人の近況を聴く。「電気器具は量販店に太刀打ちできんよ。店舗なしのカタログ販売は難しい。けっきょく電気器具を売るより庭掃除など便利屋のような仕事ですわ」。60才を超え再就職の道もない。きびしいな。それでも元気にポンコツの小型車で千里のまちを走っているのが救いや。TVのニュースは海外旅行も増えて景気が上向いているみたいに言うが街角景気は冷え込んでいるよ。ケーキ屋さんがんばってもらおか。

 午後、ごろ寝。なんかやるせない。妻と娘は北千里のカエデ紅葉を見に出かけた。愚老は晩飯の支度をする。高い白菜の見切り品、傷みかけの菊菜、安い中国産の生椎茸と白ネギ、豆腐に、糸こん、豚肉の薄切り…いっぱい材料仕入れて豪勢な鍋料理やで。今晩は。

 ま、カラ元気でもええ。風邪ひかんよう、このやるせない師走を乗り越えよう。天神社に一家無病息災をお願いしてきた。ついでに貧乏と戦争神の追い払いもね。パーンパン。礼。なに、神頼みはあほやて?味方してくれる神さんもあるんやで。パ~ンパ~ン。礼。写真上=上新田会館裏の柘榴の木。実がいっぱいなっているのに採った気配がない。下=上新田天神社本殿とそれを見降ろす新マンション。

掃除屋のバイトでしのぐ師走かな 龍尾
柏手にことなきを得ん病む師走 同
見捨てられても生き残る寒柘榴 同
手入れなくとも囲われの野菊かな 同





 

コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%うれしいwebry%}fmさん、柘榴で戦後を思い出しましたか。いまは見向きもされませんね。市販の柘榴の味を知りませんが珍味商品ですかね。いまは。きょぷ、渋抜きした柿がめっちゃ甘かったです。
fm
「見捨てられても生き残る寒柘榴」

寒柘榴とは初めて聞きました。何も盗る物もない戦後は柘榴を他所の庭から取りました。別段うまいとは思いませんでした。でも先日スーパーで売っていました。改良されて甘ったるくなっているのでしょうかね。
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