ノーやん日記パート2

震える正月

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 晴れのち曇り。きのうの夕方降った雪が薄っすらつもり、ゴミ出しに出ると冷たい風が頬をさす。部屋へ戻ってぶるぶるしながら炬燵に寝転がり箱根駅伝(往路)のTV中継を見る。箱根も雪が積もっている。寒波襲来の日本列島正月。

 朝は餅ひとつの雑煮。昼は夕べのすき焼きの残り汁でうどんを頂く。午後、南千里のスーパーへしゃぶしゃぶ用のゴマだれを買いに出る。福袋が店の入り口に並んでいるが買う人を見かけない。景気のいい正月ではなさそうや。

 衣食足りて礼節を知る、という。戦後70年。日本社会で災害時以外は、着るもの食べるものにSOSの声を聞いたことかない。では、路頭に迷う人は無くなったのだろうか。日本の統治にかかわるやんごとなきお方がたはみな垂範礼節の人なのだろうか。残念ながらどちらも「ノー」やん。と言わざるを得ない。

 餓死した老人のニュースに胸が塞ぐ。栄養失調で飢え死にする子どもたちのニュースに涙を拭う。「新自由主義」ということばを耳にして何十年経つか。日本経済も概ね「新自由主義」を旗印に進められているように思う。ぶるぶる震えながら新年を迎えられた労働者諸君、ぶたシャブで元気をつけて2015年がんばろう!写真上=上新田2丁目寒桜。下=同ムラサキシキブの実。
たちまちに雪の新年震えけり 昇龍子

 

コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%ハート4webry%}雪はすぐ解けました。寒い正月は炬燵に入ってTVを見るにかぎります
fm
「たちまちに雪の新年震えけり」

寒い日でsぎた。でもマンションの下の方へと舞いながら降りていく雪は愛らしかった。
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