ノーやん日記パート2

うぐいすの歌のお勉強

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 晴れ。だんだん夜の明けるのが早くなってきた。愚老の起きるのが遅くなったせいか。一時間ほどかけて千里NTの中核エリアにあるマンション乱開発・無計画の人口膨張ムラを徘徊する。歩道のない幹線道路、小学校は2校あるが公立保育所ゼロ、片方の校区には公民館活動などのための公的集会所ゼロ、子どものボール遊び場ゼロ…。同じように税金を納めていながらあんまりやないか。

 けさも、樫ノ木公園を通る(写真上)。公園内の藪の中で鶯が鳴いている(写真下)。まだ新米なのか、ホーホケキョがうまく歌えない。上5の「ホ―」まではよい。中7の「ホケ」もまあまあ。しかし下5の「キョ」が不出来。「ホ―ホキヨ」と腰砕けに歌う。ふつう若鳥は成長から倣い覚えるそうだが、この公園には歌い方を教える大人がいないのか。

 うぐいすの鳴き方はなにも「ホーホケキョ」と決まっているわけではないらしい。「出雲国風土記」には「ホホキ鳥」とある。「ホホキ」と啼くからやそうな。昔の話だから「ふ~ん」というしかないが。「うぐいす」という名前も「ウクヒ~ス」と啼く鳥やからそうや。ほんまかいな。

 清少納言の「枕草子」41段にうぐいすの話が出ている。「鶯は、ふみなどにもめでたきものにつくり、聲よりはじめてさまかたちも、さばかりあてにうつくしき程よりは、九重のうちになかぬぞいとわろき」と。九重すなわち宮中で鳴かず「あやしき家」すなわちみすぼらしい家の梅の木にきてかしましく鳴くのは如何なもんか、とケチをつけていなさる。そんなのうぐいすの勝手でしょ。きょうの昼はざる蕎麦。「あったかいですね」マンション上階のMさん。「朝は寒かったのにねえ」。気温の差が大きい。風邪に用心。
               うぐいすやむつかしかろう下五音 昇龍子

コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%笑いwebry%}なにも難しい話ではありません。俳句の下五は一句の土台をなすことばを据えます。その土台を覚えて歌うのは鍛錬が要るやろと同情してみただけです。
fm
「うぐいすやむつかしかろう下五音」

意味深な「下五音」の意味を教えて下さい。今日も風邪気味で蟄居謹慎の一日でした。
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