



曇りのち晴れ。午前9時21℃。先日老人2人で耕していた町内の畑になにやら発芽しているのが見えた。オクラの残花や熟れきったゴーヤの実もあった(写真)。竹林の中の柿の実も色づきだしていたがガラケイでは届かず。
お昼は、パスタ即席ペペロンチーノ。午後、食パン買いに津雲台のスーパーへ。半袖の外出は冷ややか。正午23℃。
中尾佐助さんの「花と木の文化史」のつづき。「万葉集」と「聖書」の植物登場回数比較がおもろい。「聖書」ではブドウが193回で断トツだが「万葉集」では、ハギ138回、ウメ118回で群を抜く。西欧は飲食「花よりだんご」、日本は美観優先なのか?種類も「万葉集」約166種、「聖書」100種以上で聖書を上回るという。中国渡来のキクは「万葉集」にはまだ詠われていないが平安朝の頃になると宮中で「菊合わせ」という公事(くじ)があったという。皇室の菊マークの起源は鎌倉時代の菊好きの後鳥羽上皇が嚆矢らしい。花の文化の多様性と共通性。「世界を繋げ花の輪に」よう唄ったなあ。
カーテンの中を悲しむ秋の蚊よ 昇龍子