ノーやん日記パート2

佐倉義民伝の講釈師

 晴れ。あさは寒い。腰の痛みはだいぶ弱まってきた。薬の切れた一週間目、南千里の整形外科へ通う。痛みどめだけ一週間分もらう。「階段など段差のあるところは気をつけて下さい。腰はよく温めて。あとは日にち薬でしょう」「ありがとうございます」。歩くと多少左腰にぎっくり感を覚えるが日にち薬と聞いて安堵する。そのまま、南千里から梅田へ。中之島まで歩いて「これからはソファーに寝ころんで」を返却(写真=中之島図書館)。お昼になったので淀屋橋からなんばまで出て馴染の「楽洛亭」でバラ・ピビランチをとる。なんばから桃山台まで直行帰宅。

 診察の待合室や電車の往復車中は「本朝話人伝」の読書空間。きょうは講談師・石川一夢の佐倉義民伝物語に引き込まれる。一夢の宿敵講談師の子倅心中事件に遭遇し、その若き男女のいのちを救った上に、一夢、百両の借金のカタに己が一枚看板のネタ本佐倉義民伝を質入れしたことから一騒動を起す。それを知った聴衆が一夢の借金のカタをつけるという美談に世知辛い現世を叱る思いになる。

 淀川の鉄橋を渡ると、鴨の大群が川面を翔る光景が見えた。きょうは、臨時国会最終日。安倍首相の桜疑惑がますます深まったところで、野党は40日間の会期延長を申し入れたようだが国会は与党が絶対多数。野党の追及を逃れるため会期延長要求を振り切った。内閣支持率は下がっているらしいが、それでも5割近い支持率を保持している。不支持の方はそれより低い。この国に自浄能力はあるのかな。クールになり出した。

 淀川の大河を翔る鴨群団 昇龍子

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