きのうの祭は雨天の場合隣の小学校に移す予定やった。夕方少し雨があるとの予報に自治会役員は構えていた。が、昼過ぎ急に襲った“ゲリラ雨”は予想外。役員一同TVに映し出されるレーダーのようすを睨みながら鳩首協議。結論は決行だった。「よし、やろう」。２９回目のマンション夏祭りは若手の自治会執行部の爆発するような元気エネルギーを発揮しスタートした。思わずにっこりした。雨で実行できないプログラムを修正しながらゲームコーナー、ふわふわゴリラ、野菜やアサガオ、ビール、焼き鳥販売のプログラムが進行する。“カツ”が入る。傘をさしての祭ははじめてや。近隣の子どもらも参加した。
祭好きは日本人どこもいっしょやろ。でも雨は困りものや。長年の経験が蓄積されて雨降り対策は取っているのだろうが自治会のように毎年役員の交代がある場合はみんな初体験や。いろいろ迷いもでる。元気なパワーがそれを乗り越えた。ぼくは５分刻みに変化するレーダーにくぎ付けだった。赤・黄・青の雨マークが小さくなっていくのが嬉しかった。
レーダーの雨雲睨み夏祭り 愚老
ゲリラ雨消えろと法被奮い立つ 同
