漱石は、上流社会の子弟が入学する学習院は「権力」「金力」の学校だと看破し、そこに「個人の自由」と対立する軍国主義の「大日本帝国」システムがあると批判した、と。小森先生は説く。「こころ」は読んだが「何が言いたいのかよう分からんかった」。それが以前の愚老の読後感だった。
島本さんのルポ「労働と戦争」は、沖縄伊良部島の下地島空港の軍事使用をめぐる話で終わっている。「戦争と平和」を考えさせられる好著だった。両著は、ぼくの思考回路では当初、バラバラだったが不思議なことに繋がっていた。「戦争と軍国主義」「個人主義と平和」「生活と環境」。それをつなぐキイワードは「日本国憲法第九条」かな。
お昼は、いのちの糧を買い漁りに。要するにパンや麺や牛乳や野菜など。南北走る自転車は便利やな。昼下がり、千里中央のスーパー前で「共謀罪を廃案にしよう」と、まちの爺婆らと市会議員で宣伝した。まあまあの反応だった。イギリスでは総選挙で与党保守党が過半数割れしたというニュース。アメリカは、ロシアゲートをめぐるニュース。中国で広がっている乗り捨て自転車のニュースにも注目。写真は、上下とも桃山公園の花壇。マツバボタンやトレニアなど。
「共謀罪」を廃案にせよ梅雨晴れ間 昇龍子
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ノーやん
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