待合で寿岳章子さんの「日本語と女」を読む。夫婦げんかの研究者で、古事記、かげろふ日記、和泉式部日記、狂言、落語にわたって深く研究しておられる。「狂言」の「鎌腹」「花子」を紹介しているが京女はこわいなあと思いつつクスクスした。章子先生には何かの用事で「御存知の…」と認めてお手紙したところ、「それは庶民が使う言葉ではないよ」と叱責された。怖い先生の印象。それはともかく夫婦げんかを賛美するようなご本。愚妻には読ますまい。
午後、千里南公園へ。いつも翡翠を狙うカメラマンやカモとあそぶ連中がきょうは一人もいない(写真上)。どうしたことか。年末が押し詰まり遊び人も暇がなくなったのか。遊び人のわが輩はスーパーを覗いて金もないのに赤海鼠を買って帰る。
枯れて行く足を止め海鼠奮発す 昇龍子
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ノーやん
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