午前中、松田道生さんの「カラス、なぜ襲う」(河出書房新社)を読む。東京のカラスシンポで基調報告をしたお人。おだやかで愚老のようなカラスへの憎しみはない。じつにニュートラルなスタンス。しかし、益鳥なのか害鳥なのか、肝心の問題への態度はまだ読み途中なので不明。だが、カラスに襲われた愚老の体験やじっさいに頭部を突かれた居住者の話、その他カラス被害は少なくない。人の生活圏に生きるゴキブリやドブネズミ同様カラスも駆逐すべき対象ではないか。ぼくはそう思う。少なくとも諸外国並みに人との生活の距離を置くべきだ。
お昼は素麺。ガラス鉢に貰ったトマトを浮かべいただく。午睡。
午後、UR竹見台団地で木槿の咲いているのを見つける(写真上)。生態観察同好会の木槿と芙蓉の違いを思い出す。花はそっくりなので見分けにくい。見分けるいちばんのポイントはやっぱり葉の形ではないか(写真下=左が木槿、右が芙蓉の葉)。芙蓉の葉は掌状でひろい。木槿の葉は楕円形で細く切れ込みがある。どちらも一日花だが開花の時期は木槿の方が早い。開花時期の違いも見分けどころだろう。木槿の花は食べられるという人がいた。芭蕉句に、道のべの木槿は馬にくはれけり、がある。人も食べられるのかな。
似て非なる木槿と芙蓉の花比べ 龍尾
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ノーやん
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