老練の技

　晴れ。雲多し。清涼な朝。昨夜の雨上がりで花壇の水やりせず。きょうは千里局花壇の剪定作業日。千里局花壇のペンタスは芋虫に喰われ裸になっていたが葉がよみがえり花もつけだしている。ツマグロヒョウモン幼虫のしわざだったようだ(写真下はツマグロヒョウモン)。

　マリーゴールド撤去後の空き地を耕しコレウスとメキャベツの苗を植える。緑化リーダー会と市職員の10人が協働で周囲のサザンカの垣根、庭木の剪定をする(写真上)。切り落とした枝葉は小型トラックいっぱいになった。作業中イラガに刺される。痛い。子どものころ柿の木で刺されたことがある黄緑色の毛虫。腕を水で流しYさんがすぐ処置してくれた。剪定作業はかなりの重労働。みんな汗ぐっしょり。Mさんが飲み物を配ってくれた。

　山茶花の垣根を剪定したAさんはプロ。見事な選定の技にボランティア仲間は拍手した。てれくさそうにしながら一枝一枝鋏を入れる。的確に。年季を積まねばできない技だろう。作業は昼近くまで。腰が疲れる。バタンキューす。

老練の剪定の技に拍手する　愚句
耕せば地べたに憩む秋の蝶　同

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尾亦 芳則

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