医療の先端技術のすごさを体験しました。24時間、体のあちこちたこ足配線を貼り付けモニターし点滴しながら原因をみつけ処置していく。血中の酸素濃度が下がるとピンピンピンピンアラームが鳴る。日常生活から遮断された治療専心状態になる。疑いを究明する再検査をし結果が画像で説明されました。チーム医療が徹底している病院です。
10日間もの入院ははじめて。ただ寝ているだけの退屈な生活。ひたすら俳句づくりに気持ちを集中しました。数えてみると74句。ノートにメモしました。
父の日のベッドの夕飯ららららら/紫蘇の香の朝めし目を開く脳病棟/とき長く寝返りばかり梅雨戻る/七つぶもぶどうのおまけおほほのほ/朝涼や野鳥旋回して去りぬ/茗荷の香脳にちょびっと触るかな/病棟の窓に連写の夏燕/退院を待つ友来る黐の花/脳天に白い影ありアガパンサス/山麓に蛍の光点灯す/退院の寝覚めは早し外は梅雨/病棟を去る老人へアマリリス…。
以上をもって経過報告とします。(写真はストックから)。ノーやん
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ノーやん
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