明けの明星

　曇り。久しぶりに東大阪・鴻池新田を歩いた。18世紀初頭の大和川の付け替え工事を思い起こす。不用になった旧川床の新田開発のひとつが鴻池新田や。1708年検地の年に名が定められた。新しい田地を監督・管理するため新田会所が設けられた。いまも駅前に会所跡がある。豪商鴻池屋による新田経営のありさまを物語る遺構や。

　そこへは立ち寄らず、田圃の跡地に戸建住宅が立ち並ぶ南の住宅街を歩いた。玄関に蚊取り線香を焚いているのが印象に残った。水路にはゴミが浮いていた。現市長の市政運営がめちゃくちゃで、議員もむちゃくちゃらしい。市民会館や図書館、幼稚園など公的施設をつぶす一方花園ラグビー場整備に巨費を投じる考えで、議員諸氏は共産党以外政務調査費をクリスマスケーキ購入など好き放題使っていることが発覚しているという。「市民が主人公」と乱脈市政を正してきたのは共産党員市長の長尾淳三氏しかなかったと思う。

　お昼はそうめん。午後、わがまちを徘徊。スマホは11,087歩と記録している。よ～し、紹興酒を買おう。酒だけではまずいので牛乳と厚揚げをスーパーで買う。写真がない。数日前の明けの明星と栗の実写真で間に合わせよう。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　秋の色まだ青かりき太白星　昇龍子