涼風から猛暑へ

　曇り。ときどき日が射す。朝方、涼風が東から西へ部屋を吹き抜ける。さわやかな気分。「上方落語の四天王」を読み終える。六代目松鶴師と志ん朝師との親密な関係や志ん朝師の大阪がよいの話など興味深い。酒量が取り持つご縁のように思えなくもない。お二人のはしご酒は並はずれているネ。近頃道頓堀界隈は大阪らしさがまだ残っているのだろうか。きょうはシャンソン歌手別府葉子さんの演奏会が心斎橋ＡＲＴclubであるはずや。夜のネオン街を思い浮かべる。

　ペットをめぐるトラブルで朝から動く。じりじりとむし暑くなる。夏の花ポーチュラカとキバナコスモスがわが目を休めてくれる（写真上下）。目の痛みは目薬のおかげで少し緩和された。ただ視力は急速に衰えている。先日、天牛書店へ入ったがメガネがなければ本の背文字がさっぱり見えんかった。回復は無理と心得ている。

　きょうで6月はお終い。そろそろ梅雨も明けて夏本番や。愉快な7月を迎えることとしよう。けどいろいろ忙しくなりそう。トラブルの調停役も落語のようにサゲがあるとイイネ。お互い乾杯して。はしごして。

喉渇き天ばかり見るポーチュラカ　龍尾