そう願いながら、ぼけっとテレビ正月から這い出てきのう、家族で天六から天満の天神さんまでおまいりへ。天六の大阪のくらし今昔館で、近世大阪の下町のようすを再現したレプリカを見る。米朝師匠がナレーターをしている。下町の人情もんの映像も流し、なかなかいい企画やなあ。日本有数の大商店街を北の端から南の端まで30分ほど、食べもんやをちらちら脇見しながら歩く。「すごい人出やなあ」。滅多外出しない愚妻が驚く。天満宮の境内までおみやげやたべもんのテントが続く。辛抱たまらず、いかやきやどらやきを食う。天満繁昌亭で上方落語を聞く。お囃子で入れてもろた小屋(200席)はいっぱいや。テレビによう出てるけど「落語」なんか聞いたことないという落語家も出演しはった。「へえ。つまずいてもうまいこと運びよんなあ」。愚妻は「尊敬するは」という。客の反応に当意即妙の話芸を演じる。客も満足する。役所も政治もこんな具合に対応したらええのになあ。国会も開幕した。たのんまっせ。世のおえらいお方。
きびきびと応ふる寒に入りにけり たかし
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