ノーやん日記パート2

ボケ

 老人ボケ易くモノ覚え難し。
 さっき外したメガネはどこへ行ったかと騒ぎ、
 きのう聞いた先生の説明は「あれ、どうやったんかいなあ」と喚き、
 忘れないようにと書きとめた記録どこへしまったか忘れ、あちこちひっくりかえす。
 というようなことを毎日繰り返しています。
 これはぼくだけの症状かもしれない。が、お医者さんに診てもらおうという気にはならない。
 かといって、そんなお爺を捨てる山もなく、拾うてくれる里もない。困ったもんだ。
 さて、大寒のきのう、生態観察同好会の雑草レポートにつける用語解説集を仕上げる作業にでかけました。全部 で29項目。
 各自の発表を聞いていて、「へえ、そうなんか」と驚くことしきり。
 たとえば、植物はたいがいC3植物だそうだが、メヒシバはC4植物。炭素が4つの化合物からなる植物で、強い光 や高温のもとで生長する特徴があるという。トウモロコシやサトウキビなども同類。
 第一苞頴(ほうえい)、葉鞘(ようしょう)、小穂(しょうすい)、頭大羽状(とうだいうじょう)、総苞片(そうほうへん)、絶滅危惧種A、アレロパシイ、散形花序、、、キリがないのでやめるが全部で29項目について、2時間ほど、みっちりと勉強した。なにを小難しいことを、と思われるような話です。すぐに忘れてしまうので、一部書き留めたしだい。
 ポインセチアの赤い葉っぱは、葉ではなく花を支えている苞(ほう)である。
 ハナミズキやブーゲンビリアの花びらのように見える部分も、花ではなく花を支えている苞(ほう)なんや。「ほう」。
 ひとくちに花といっても、キク科の場合、小花がたくさん集まっていてその全体を頭状花という。小花の形には舌状花と筒状花の二種類ある。そんなこと勉強して何になるねん、このボケっと、言われればハイそれまで。段々と寒に慣れてきたが、週末からガタッと最低気温が零下2~3°になる予報がされている。風邪の用心をしよう。
大寒の街に無数の拳ゆく 三鬼
 
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