ミッチーのアウトドア記録簿

北海道の野湯や散策、山菜採りに登山等のブログを気ままに書いております。気軽にコメントして下さいね。

黄渓の湯探索

2020年09月07日 | 日記
壮瞥町に流れる弁景川の中流辺りに位置する黄渓地区。
黄渓は幌別硫黄鉱山の鉱床に位置し、オロフレ峠にも黄渓駐車場と言う景色の良い駐車場があります。
今回の探索は弁景川沿いの弁景温泉ボーリング孔跡の探索になります。

上の資料ではボーリング孔跡は沈殿池(今の幌別硫黄鉱山鉱排水処理場)の下流になります。
この鉱排水処理場に流れる鉱水は幌別硫黄鉱山の第2通洞坑内を流れるAs(ヒ素)等の重金属を含む坑水をオーバーフロー形式で処理を行い、水害を与えない様に中和してから弁景川に流入をしています。

難しい話はさておき、まずは藪こぎスタートです(汗)

一応ピンクテープはあります(汗)

藪を抜けた反対側からは確認しやすいです(笑)

弁景川までひたすら藪漕ぎです(汗)

弁景川と林道の交わる所の写真を撮り忘れました(汗)
今年冬に行った時の写真をあげておきます(汗)

夏でも写真の様にピンクテープがありますので解りやすいです。
弁景川を少し遡行すると
何かの破片が石の間に挟まっていました。

配管でしょうか?

その先にも似たような物が岩の間に挟まっています。

埋設されたホースを見付けました。
いよいよボーリング孔跡が近くなっている証拠ですね。
隣にはレンガみたいな石も落ちてました。

触って見た感じだとゴムチューブですね。
温泉を流していたホースなのでしょうか?

レンガみたいな石を割ってみました。
簡単に割れました(汗)

更に探索を進めると緑色の何かが落ちています。

こ、これはシャンプーですね!

かなり古い花王のメリットですね!
やっぱり温泉が在った証拠です!

花王石鹸株式会社って書いてありますが、花王株式会社になる前の社名ですよね?
昭和50年ぐらいの物かもですね。

GPSの標高と、資料のボーリング孔跡の位置はこの辺りになります。

隈無く探索をしていると、川面に何か浮いています!

ホースですね!
流されずに浮いています。

ホースが出ている岩の所をよく見てみると。

別なホースが突き出ています!

この二本のホースは繋がっていたのでしょうか?
ホースの向きから、この川底から延びている様な気がします。

もしかしたらボーリング孔跡はこの川底に有るのかもしれませんね。

他に探してみましたが、ボロボロのホースが有ったぐらいで他にボーリング孔跡らしき物は有りませんでした。


この弁景温泉ボーリング孔のお湯を弁景温泉や弁景ホテルに利用されていたと言う文献や情報、資料は有りません。
また、黄渓共同浴場との関係も不明です。
ただ、鉱山関係の資料にだけ載っているこの弁景温泉ボーリング孔跡は恐らく観光目的ではなく、鉱山関係の方々が利用する為に掘られたのではないかと。
そして近くの湧水からもAs(ヒ素)が検出していると資料には記載されていますので、温泉としての利用には至らなかったのではないかと推測します。


憶測の結論になりますが、

ここでメリットを使って髪を洗うメリットよりもデメリットの方が大きいと言う事になりますね(笑)

野湯キャンプin懐古の湯 後編

2020年08月22日 | 日記
前編からの続きになります。

川で冷やしていたアレを持って来ました(笑)

そう!夏のキャンプと言えばスイカです!

まずは真っ二つに!

今年初のスイカ♪
皆で分けて食べました。美味しかったです♪

自分は流行に疎い(自宅にテレビが無い)のでよくわかりませんが、焚き火がブームみたいなので、それに肖ります(汗)
同じ趣味の仲間が集まると、本当話が尽きませんね(笑)
次の野湯キャンプの日程や行きたい野湯、林道の状態等を話し合っている内に辺りは暗くなり、焚き火もバエ?映え?をしてきました(汗)

霧雨が降り、暗くなりましたので20時前には床に着きました。


仕事柄、2時~3時には目を覚まします。
今回は3時に朝風呂を頂く事にしました。

ライトの光度を上げると蛾が集まってきます(汗)
LEDにも容赦なく集まってきます(汗)

お湯は35℃ぐらいでしょうか。
気持ちいいです♪
このロケーションは贅沢ですね♪

1時間以上もまったりと入浴してしまいました♪

明るくなったので朝食の準備をします。

今回はお手頃な山飯です。
具沢山の野菜スープとドライカレーを頂きました♪
少しゆっくりしてから、テントを片付けます。
朝露やら霧雨でテントがびしょびしょです(泣)

帰りも歩かないといけませんので、名残惜しいですが撤収します……。


懐古の湯はぬるいので夏限定にはなりますが、ここまで泡付きが良い野湯はなかなか無いのではないでしょうか?
また来年にここでキャンプをしたいと思います♪

自宅に帰る途中、天気があまりにも良かったのでテント一式を天日干ししました(^^)


実はここもまた人が来ない穴場です(笑)
ただ……アブが多いのが厄介でした(笑)

今シーズンの野湯キャンプもそろそろキャンプ納めになりますので、次に野湯キャンプが出来たらそれがラストになりそうですね。


野湯キャンプin懐古の湯 前編

2020年08月19日 | 日記
今回は懐古の湯で野湯キャンプ会を行いました。
ぴかリンさん、チューケンさん、ツネさん、テンさんのベテラン野湯ハンター揃いの超豪華メンバーです(*^^*)

まず、湯船はどんな状態でしょう?

温泉と言うより沼ですね(汗)
小さい湯船(汗)

大きい湯船(汗)

恒例の湯船掃除から始まります(笑)

まず、今回は人数がいますので(前回は一人 汗)上下の湯船清掃を分担します。

持参した塩ビ管をセットします。
これで両方の湯船にお湯が流れます。

清掃開始!
下の大きい湯船は男性陣で、上の小さい湯船は女性陣で分担作業です。
塩ビ管からのお湯の方が利用しやすいみたいです(笑)

綺麗になったらお湯を貯めます。

小さい湯船の方はすぐに貯まりました。

大きい湯船は時間が掛かります(汗)

その間に、持参してきた夏のキャンプに定番のアレを川で冷やします♪

テントの設営をします。

お湯が貯まったようです。

早速入浴します♪

やっぱり泡付きがすごい♪
湯温は36℃とぬるめですが夏には最高の温泉です♪

雲が多いですが良い天気です♪


長くなりますので次回に続きます。

白老鉱山大切抗

2020年08月09日 | 日記
白老鉱山の探索です。
前回の白老鉱山で紹介した抗口は白老鉱山二番抗と言い、今回の抗口は大切抗になります。

抗口から真新しいホースが出ています。

坑内の坑水を抜く為のホースみたいです。
また、坑内は広めで奥が見えないぐらいの長さがあります。

ホースがズレない様にホイールナットレンチで重りをしています。
サビが無いところから、設置は最近だと思われます。

地面が凄くぬかるんでます。
沼を歩いている感覚になります(汗)

深い所では私の膝位まであります。
注意して進みます。

入り口の方はドーム状でしたが、奥に行くにつれて台形型になってます。

この辺りはまだ入り口の光が見えます。

ひたすら真っ直ぐな坑道です。

水気が少なくなり、泥がかなり赤くなってきました。

この先は崩落した模様ですね。

来た道を見ると赤く毒々しいです(汗)


支保工の隙間から坑水が湧き出てます。

足跡がくっきり(笑)


前回来た時にホースは有りませんでしたが、一体何のために坑内の水抜をされたのでしょう?
坑道は私以外の足跡は全く有りませんでしたので坑内に入る為に水を抜いたと言う訳では無さそうです。
謎ですね(汗)



幻の鉱山温泉を求めて

2020年07月19日 | 日記
一切の情報が得られない幻の温泉、鉱山温泉。
それらしい場所に目処をつけ、一つずつ林道をあたってみます。

林道ゲートがあります。
ここからは歩きになります。

先の台風の影響なのか林道の砂利が新しくなっています。

キラキラ光る物が落ちてました。

空の薬莢ですね。
30-06SPRGと彫られています。
スプリングフィールドの口径弾ですね。
狩猟に使われる弾なのかは判りませんが、殺傷力の高そうな弾ですね。

川にはトタンの様な物が散乱しています。

土管でしょうか?

2キロ程歩くと林道が二股になりました。

真っ直ぐは林道が無くなって川に出ますので左を進みます。
するとトンネルらしき物が!

近付くと鉱山の抗口特有の腐敗臭が!
鉄格子には鍵が掛かっており入られません。

ライトを当てて見たらかなり長い直線のトンネルの様です。

側溝の水はあまり流れを感じません。

サンショウウオ?トカゲ?が泳いでました(笑)


このトンネルの先にもしかしたら幻の鉱山温泉が有ったのかもしれませんね。
とにもかくにも情報が無いので何とも言えないですねf(^_^;