行って来ましたヌプントムラウシ温泉!
昨年の台風でどの様な状態になったのか、気になる方も多いと思います。
今回はソロなので前回の金花湯同様、ビバークしても大丈夫な装備で行きます。
ツェルト、アルミブランケット、カイロ、ゴアテックレインウエア、3ℓの水分と2日分の食糧、クマ撃退スプレー2本等です。
湯温計は真ん中の2つを持って行きます♪
6時に林道分岐のバリケード前より入林!もちろんこの先は何が有っても自己責任です。
入林してから100メートル、早速落石が発生しております。
いきなり出てきましたヒグマの落とし物!この先何個見ることでしょう(汗)
少し進むと道路のど真ん中に石が…どこから落ちてきたのか、不思議な感じがします。
雨裂が発生しています。深さも結構あります。
慌てたのかな?ぼとぼと落としながらですね…
この辺りに生息するヒグマは、どうやらウバユリとフキを主食にしているようですね。
またですね…落としてから数日って感じですが、ヒグマが移動しながら落とすってことは、人の気配を感じて慌てて移動って感じでしょうか?
今度はしっかりした物ですね…糞画像ばっかり(笑)
他にも多数落ちてましたが、きりがないのでこれで最後にします(笑)
道に落差が出来てます。ここは車ではちょっと厳しいかもしれませんね。
帽子が落ちてました。拾って入口のバリケードに置いておきました。
倒木が多くなってきました。
こちらは亀裂が走ってます。また大雨が降れば間違いなく崩落するでしょう。
この先からは倒木がさらに増え、大規模は崩落が発生しています。
すぐ先にも
反対側から
動画をアップしました
林道大規模崩落
更に進むと真っ直ぐ進めない程の林道崩落があります。
こちらは数メートルしたの河原に下りるか、斜面の藪の中を進むかの二択です。
足跡が見えます
反対側から
大規模崩落はGPSだとこの辺りです。
続けて大崩落がもう一か所。
反対側から。
崩落先の林道も亀裂が走ってます。崩れるのも時間の問題ですね。
反対側から。
ここを過ぎると下りになり、林道が川沿いになります。
林道が無くなってます。ここからは河原を歩きます。
ひたすら河原を歩きます。
やっと見えてきました、林道の続きです。
GPSでは歩いてきた河原が元々林道だったことを証明しています。
林道を歩いて行くと堤防が剥き出しになっています。
ここは堤防と林道が崩壊しています。
動画アップしました。
林道崩壊・遡行
ここからは少しだけ川を遡行します!浅い所でも私の膝から腰辺りまでです。
深い所はストックが底に着きません。私はウエダーを装着し、ストックで深さを探りながら遡行しました。
流れが強いので油断禁物です。
遡行で進むと林道が見えてきました。
この先は林道歩き→林道崩壊河原歩きの繰り返しになります。
林道を歩いて行くと橋が見えてきました。
ヌプン大橋です。
しかし、ヌプン大橋の先は流木や土砂で道がありません。
GPSを頼りに進みます。
結果から言いますと、最終的にこの川を遡行する形になりますので、ヌプン大橋からヌプン小屋まで河原を歩いても大丈夫です。
川を遡行する様になる原因は、ヌプン大橋通過後の林道は大崩落及び林道自体が川になっています。川の本流とは別に、流れの速い支流が出来、その支流が元々の林道が有った道と言えば良いのでしょうか?
とにかく河原と川の遡行で進みます。
ここから林道に戻ります。
少し歩くと橋が見えてきました。
橋からは小屋が見えます。
橋の先は土が大きく抉れてます。
渡り終えるとヌプン小屋に到着です。
ワラビの群生地ですね♪
ヌプン小屋にカギは掛かっておりません。
ちょっと中を見てみましょう。
比較的綺麗ですね♪何かの骨とライターと紙が落ちてます(汗)
紙は温泉分析書でした♪
動画をアップしました
ヌプン小屋周辺
さてお目当てのヌプントムラウシ温泉はどうでしょうか…
一応間欠泉の湯気は確認できますね!
ウエダー装着で川を一気に渡ります!私の腰ぐらいの深さで、流れが速いのでゆっくり渡ると水圧で流される危険があります。
川を渡り終えると、一面に温泉が流れ広がっています。
何かの屋根の残骸ですね。聞いた話によると、以前の脱衣所だとか…
何かのホースが砂浜にあります。
湯気がもくもく上がっています!
間欠泉から源泉が凄い勢いで溢れ出ています!
あまりにも熱すぎるので、その手前で湯温を計ります。83℃でした。
動画をアップしました
ヌプントムラウシ温泉間欠泉周辺
湯船らしいものは一切ありませんね…さてどうしましょうか…現在時刻10時です。
と言ってもやることは初めから決めていましたが(笑)
まずは適温よりちょっと高い所を探し、そこにそこら辺に落ちている木を運び、スコップで掘ります!
簡易浴槽です!泥湯ですが温泉は温泉です!
さすがに泥湯のままだと厳しいので、上がり湯用に源泉と川水を用意しました♪
ここで昼食を取り11時半まで湯に浸かってのんびりです♪
12時前に帰りの支度をし、名残惜しいですがヌプンを後にしました。
バリケードには16時に到着です。
感想と結果ですが、車で行くのは無理です。
この後オソウシ温泉に寄り旅館の館主さんに聞いたこところ、林野庁、営林署等はヌプン林道の修復を完全に断念し、ヌプン小屋はそのまま放置、ヌプントムラウシ温泉の営業も断念したと教えて下さりました。
よってヌプントムラウシ温泉は幻の温泉となってしまいました。
岩間温泉もそうですが、昨年の台風被害は想像を遥かに超えております。
もし行かれる方がいらっしゃいましたら、ヌプン小屋は使えますので、泊まり掛けで行くのがベストかと思います!
昨年の台風でどの様な状態になったのか、気になる方も多いと思います。
今回はソロなので前回の金花湯同様、ビバークしても大丈夫な装備で行きます。
ツェルト、アルミブランケット、カイロ、ゴアテックレインウエア、3ℓの水分と2日分の食糧、クマ撃退スプレー2本等です。
湯温計は真ん中の2つを持って行きます♪
6時に林道分岐のバリケード前より入林!もちろんこの先は何が有っても自己責任です。
入林してから100メートル、早速落石が発生しております。
いきなり出てきましたヒグマの落とし物!この先何個見ることでしょう(汗)
少し進むと道路のど真ん中に石が…どこから落ちてきたのか、不思議な感じがします。
雨裂が発生しています。深さも結構あります。
慌てたのかな?ぼとぼと落としながらですね…
この辺りに生息するヒグマは、どうやらウバユリとフキを主食にしているようですね。
またですね…落としてから数日って感じですが、ヒグマが移動しながら落とすってことは、人の気配を感じて慌てて移動って感じでしょうか?
今度はしっかりした物ですね…糞画像ばっかり(笑)
他にも多数落ちてましたが、きりがないのでこれで最後にします(笑)
道に落差が出来てます。ここは車ではちょっと厳しいかもしれませんね。
帽子が落ちてました。拾って入口のバリケードに置いておきました。
倒木が多くなってきました。
こちらは亀裂が走ってます。また大雨が降れば間違いなく崩落するでしょう。
この先からは倒木がさらに増え、大規模は崩落が発生しています。
すぐ先にも
反対側から
動画をアップしました
林道大規模崩落
更に進むと真っ直ぐ進めない程の林道崩落があります。
こちらは数メートルしたの河原に下りるか、斜面の藪の中を進むかの二択です。
足跡が見えます
反対側から
大規模崩落はGPSだとこの辺りです。
続けて大崩落がもう一か所。
反対側から。
崩落先の林道も亀裂が走ってます。崩れるのも時間の問題ですね。
反対側から。
ここを過ぎると下りになり、林道が川沿いになります。
林道が無くなってます。ここからは河原を歩きます。
ひたすら河原を歩きます。
やっと見えてきました、林道の続きです。
GPSでは歩いてきた河原が元々林道だったことを証明しています。
林道を歩いて行くと堤防が剥き出しになっています。
ここは堤防と林道が崩壊しています。
動画アップしました。
林道崩壊・遡行
ここからは少しだけ川を遡行します!浅い所でも私の膝から腰辺りまでです。
深い所はストックが底に着きません。私はウエダーを装着し、ストックで深さを探りながら遡行しました。
流れが強いので油断禁物です。
遡行で進むと林道が見えてきました。
この先は林道歩き→林道崩壊河原歩きの繰り返しになります。
林道を歩いて行くと橋が見えてきました。
ヌプン大橋です。
しかし、ヌプン大橋の先は流木や土砂で道がありません。
GPSを頼りに進みます。
結果から言いますと、最終的にこの川を遡行する形になりますので、ヌプン大橋からヌプン小屋まで河原を歩いても大丈夫です。
川を遡行する様になる原因は、ヌプン大橋通過後の林道は大崩落及び林道自体が川になっています。川の本流とは別に、流れの速い支流が出来、その支流が元々の林道が有った道と言えば良いのでしょうか?
とにかく河原と川の遡行で進みます。
ここから林道に戻ります。
少し歩くと橋が見えてきました。
橋からは小屋が見えます。
橋の先は土が大きく抉れてます。
渡り終えるとヌプン小屋に到着です。
ワラビの群生地ですね♪
ヌプン小屋にカギは掛かっておりません。
ちょっと中を見てみましょう。
比較的綺麗ですね♪何かの骨とライターと紙が落ちてます(汗)
紙は温泉分析書でした♪
動画をアップしました
ヌプン小屋周辺
さてお目当てのヌプントムラウシ温泉はどうでしょうか…
一応間欠泉の湯気は確認できますね!
ウエダー装着で川を一気に渡ります!私の腰ぐらいの深さで、流れが速いのでゆっくり渡ると水圧で流される危険があります。
川を渡り終えると、一面に温泉が流れ広がっています。
何かの屋根の残骸ですね。聞いた話によると、以前の脱衣所だとか…
何かのホースが砂浜にあります。
湯気がもくもく上がっています!
間欠泉から源泉が凄い勢いで溢れ出ています!
あまりにも熱すぎるので、その手前で湯温を計ります。83℃でした。
動画をアップしました
ヌプントムラウシ温泉間欠泉周辺
湯船らしいものは一切ありませんね…さてどうしましょうか…現在時刻10時です。
と言ってもやることは初めから決めていましたが(笑)
まずは適温よりちょっと高い所を探し、そこにそこら辺に落ちている木を運び、スコップで掘ります!
簡易浴槽です!泥湯ですが温泉は温泉です!
さすがに泥湯のままだと厳しいので、上がり湯用に源泉と川水を用意しました♪
ここで昼食を取り11時半まで湯に浸かってのんびりです♪
12時前に帰りの支度をし、名残惜しいですがヌプンを後にしました。
バリケードには16時に到着です。
感想と結果ですが、車で行くのは無理です。
この後オソウシ温泉に寄り旅館の館主さんに聞いたこところ、林野庁、営林署等はヌプン林道の修復を完全に断念し、ヌプン小屋はそのまま放置、ヌプントムラウシ温泉の営業も断念したと教えて下さりました。
よってヌプントムラウシ温泉は幻の温泉となってしまいました。
岩間温泉もそうですが、昨年の台風被害は想像を遥かに超えております。
もし行かれる方がいらっしゃいましたら、ヌプン小屋は使えますので、泊まり掛けで行くのがベストかと思います!