ミッチーのアウトドア記録簿

北海道の野湯や散策、山菜採りに登山等のブログを気ままに書いております。気軽にコメントして下さいね。

謎の沼と坑水

2017年07月23日 | 日記

この地図に載っていて川の無い池みたいなのはなんだろう……
橘湖や摩周湖みたいな閉鎖湖なのかな?
って訳では藪を漕いで行ってみました。

鉄分が多いのか、底がオレンジで不気味な沼ですね。
雑草が底から生えて無いところを見ると酸性が高い様に思われます。
藪の奥から水流の音がするので近くに行ってみました。

U字溝から多量の水が流れてます。

"U字溝の廃水" を YouTube で見る

このU字溝に沿って歩いてみました。
なかなか深い藪ですが、これくらいなら問題なし。

意外と長い!しばらく藪こぎが続きます

藻類が多くなってきました。

ある程度進むと視界が開いてU字溝が無くなり、目の前に赤茶の土が現れました。

これはかなり不自然です。
多分ですが集積場ですね!


来た方向です。

この集積場の丘の上にあがると気付きますが、また不自然な道筋がハッキリと残ってます。


更に奥へと歩いて行くと、藻類やコケ類がかなり多くなってきました。

そして、一部草木が腐敗している部分を発見しました。

腐敗した丘を登って行くと、かなりの強酸で有ることがわかります。

温泉か!?っと思い水を触りますが、冷たくて残念。

この腐敗した不自然な丘の上に湧出口を見付けました。
この水量はなかなかの物ですね!

ちょっと水素イオン濃度を計ってみました。
すると……pH2.6!
かなりの強酸水です!

温度は9℃!


酸性湖とU字溝。
沢とちょっと離れたこの湧出口にこの強酸。
間違いなくこれは坑水ですね!
坑廃水とも呼ばれますが、簡単に言えば鉱山の発掘により地下水が酸化して湧出する非常に酸性が強い地下水です。
中和処理はされているんでしょうか……気になる所ですが、これ以上探索しても仕様がないので探索を終了します。
まさか、気になった池が坑水の溜まり場とはビックリでした。

"坑口から強酸性の坑水" を YouTube で見る


道南キャンプ

2017年07月18日 | 日記
熊石で野湯キャンプしました♪

到着が遅くなったので、タープとテントを設営し、また熊の湯に行って来ました♪

入浴後はテント場に戻り就寝しました♪
ランタンを忘れてきたのでキャップライトを代用(笑)


翌朝は3時に起床し、ご飯の準備です。
今回はトランギアのメスティンでご飯を炊きます♪


手頃な炊き込みご飯にしました♪

昼食は豪華にする予定でしたので、朝は軽めにしました♪
しかし、このメスティンは重宝しますね!
山に持っていってもクッカーとして使えますし、サイズが調度良いので携帯も楽です!
飯ごうで炊くときの歌って確かありましたよね?

歌は覚えてませんが無事に炊けました♪

器に移して、カフェを注いで朝の軽食タイムです♪


このバイオライト用のケトルもなかなか湯沸かしが楽で良いですね♪

朝食を食べ、ちょっと休憩♪
たまにのんびりするのも良いでしょう♪

さて、キャンプと言えば焼肉です!
肉は長万部のサンミート木村さんで買って来てます♪


次に毎年こちらでキャンプする度に買っているアワビを買いに行きましょう♪

一件目……品切れ!
品切れは初めてです。
二件目……Lサイズで良ければ有るよ。
っと言う事で二件目でアワビを購入♪


二件とも養殖場があり、個人でもアワビをお安く買うことが出来ます♪
各地発送もやっています。



そして熊石といえば、ルピアレッドメロン!こちらもすかさず購入♪


昼に目掛けてメインの焼肉開始♪



メロンは虫が寄ってくるので車の中で切ります!
まず計量スプーンで種を取り除きます♪

均等に切り分けます♪

後は皮に沿って包丁を入れて行き、最後に一口大に切り込みを入れて完了です♪

赤肉メロン、やはり美味しいですね♪
道南夏ならではのキャンプ、最高でした♪

泊川温泉河鹿の湯2017

2017年07月10日 | 日記
河鹿の湯は毎年訪れていますが、毎回苦労する野湯です。
まず、川を渡らなくてならないですし、水嵩が多いと湯船が川底になり、雪融け後には湯船は必ず崩壊してしまいます。
つまり、毎回訪れては湯船を作り直さないといけないのです(汗)
訪問は車で行くことが出来ます。
道道を道なりに進み、河鹿トンネルを出た先の大平山の駐車場に車を停めます。
この駐車場から河鹿の湯が見れます。

巨大な噴泉丘がありますので一目でわかります!
まずは川を渡ります。
深い所でも腰ぐらいなので、増水さえしていなければ渡れます。

川底の湯船はやはりダメですね。
温度が高いのでそのままですと火傷しますし(汗)


川底の湯船は諦め、噴泉丘の方を何とかする事にします。
しかし自噴はしておらず、噴泉口が枯葉等で埋まってます。

まずは掘り出す事から始まります。
少し掘ると湯が湧いてきます。

温度は50~60℃です。


後は湯船を適当に作って入浴する予定でしたが雨が降ってきた為、途中で断念しました。
金花湯に行けばわかりますが、金花湯の林道の途中にこの泊川の上流の泊川大橋があります。
泊川大橋から見ても分かる通り、泊川は二股から本流になっている川のため、ちょっとした雨でも水嵩は一気に上昇します。

川を渡らないと行けませんので、雨天時は大変危険です。
また機会を見て湯船を作りに行きたいと思います♪
こちらは写真は一昨年と昨年の写真です♪





平田内温泉熊の湯

2017年07月09日 | 日記
熊石の平田内温泉熊の湯に入ってきました。
駐車場から100メートル歩くと無料の露天風呂があります♪


道は真っ直ぐなので迷うことはありません。
源泉は噴泉塔より自噴しており温度は80℃程あります。


その噴泉塔の右側に露天風呂があります。

ここから階段を下りますと、脱衣場があります。


更に下ると川と露天風呂が見えてきます。

緑色のホースは沢水で、露天風呂内の温度は45~50℃です。
適温になる様沢水を入れて調整します。


帰る際は必ずホースを湯船から出して下さい。
ホースを湯船に入れたままですと、湯船の温度が低くなり、次に入られる方が入れなくなります。

こんな素敵な露天風呂が無料で入れるのは素晴らしいですね♪
日中は混む日もありますので、夜中なら比較的貸し切りで入れます♪
※ただし、熊石は道南なのでヒグマとの遭遇する危険が有ります。
熊鈴等の熊対策はした方が良いと思われます。
"平田内温泉熊の湯" を YouTube で見る


金粉林道と緑色凝灰岩

2017年07月09日 | 日記
今回は道南の金粉林道をちょっと探索し、緑色凝灰岩・グリーンタフも発見しました。
金粉林道は粉状になっている金雲母(鉱物に詳しく無いので違っていたらすみません。)が、林道に流れている水路及び全体に敷いてある林道です。

スマホの撮影だと判りにくいですね(汗)
しかも雲が多かったので今回はあまりキラキラしていませんでした(汗)
拾うとこんな感じです。

雨裂や水溜まりでは鉱物自体の比重が水より重い為か沈んでいますが、踏んだり砕いたり粉状にすると水中をキラキラと輝きながら流れていきます♪

う~ん、やはりスマホだと綺麗に撮れませんねf(^_^;
鉱物はこんな感じです♪見易い様にビニールテープに貼り付けました(笑)

この林道の上流には金鉱山がありましたので、その名残なのかもしれませんね♪

さて、グリーンタフと呼ばれている緑色凝灰岩ですが、こちらは金粉林道と川を一つ跨いだ林道にありました。

更に石灰華状の岩も見受けられますので、もしかしたらこの辺りに泉脈があるのかもしれませんね♪

全体的に見ると鮮やかなカラフルでキレイです♪

また時間が有ったら探索したいと思います♪