雨が夜半にあがって、久しぶりに朝日を浴びています。
これから週末にかけて気温が高くなってゆく模様。
早ければ金曜日頃には、桜が咲きだすとか・・・わが心の桜かな。
昨日は自転車で出かけるのをやめました。
このところ、とみに反射神経が衰えてきている自覚があって、傘さし運転は危ないぞ。
君子危うきに近寄らず・・・どうやら100円雨合羽は荷かごで童貞のまま一生を終えるかも。
若い時と違って、だんだん無理がきかなくなってきます。
老いては無理をせず・・・素直に身体感覚に順ったほうがよいと思います。
できたことができなくなる、それまた自然の摂理、無駄な抵抗はやめよ、です。
若い時はどうしても自分の体力や能力を過信しがち。
それだけ世界が狭いということなのでしょう。
やがて世界が広がってそれまで気づかなかったことを知ります。
人間、世間、の言葉どおり、人のあいだ、世の中とのあいだに存在するのが自分。
いろいろな関係が寄り集まったのが自分、と考えることもできそうです。
その中心にるのが自分、自己、自我・・・でも、それは虚構、幻想だと気づいたのがフロイト。
因縁、縁起、無我、梵我一如・・・東洋では、遥か昔にそのことに気づいていたような気もします。
そんなことも歳をとってから知ったことの一つ。
知れば世界の風通しがよくなる・・・それも老いてゆくことの愉しみです。
今日は老人のところへ老人が訪問レッスン。
半分は世間話、茶飲み話ですが、それもまた愉しからずや。
ほんとは縁側でもあって日向ぼっこ、花咲くボケなど眺めながら、といきたいところです。