ユニコムかつしかつれづれ日記

NPO法人ユニコムかつしかのパソコン教室活動などのよしなしごとを、そこはかとなくゆるりと書きしるしてまいります

光陰は百代の過客・・・・

2013-06-10 | 日記


今日は時の記念日です。時は金なり。
ところが、歳をとってくると、金には代えがたい、金より貴重なものにも思えます。
光陰矢の如し・・・・日々、実感するのも若い時には無かったこと。

光は日、陰は月のこと。
天地 は 万物の逆旅(げきりょ)、光陰は百代の過客。(李白)
これを芭蕉流に言い直したものが、月日は百代の過客にして行かふ年も又旅人也、でしょうか。

光陰夢の如し、光陰流水の如し、光陰に関守なし・・・・。
暦のことを、光陰の矢文、というのだそうです。いいですね。

人は古来、色々な方法で時を計ってきました。
日時計、水時計、砂時計、火時計など・・・・そして機械式時計、いまは水晶(クオーツ)が主流。
表示形式のアナログかデジタルかは好みの別れるところです。

時の記念日のもととなった時計は水時計で天智の時代。
漏刻と云ったらしく、冒頭写真がそれです。

江戸の頃には、土圭(とけい)という表記が使われたようです。
土圭がなかなか大事なものだったことも、次のような言葉からもわかります。
いずれも日本国語大辞典より。

土圭の間=江戸城の一室。御用部屋の北にあたり、時計が置かれ時刻報知のために奥坊主が詰めていた部屋。
土圭間御坊主=江戸幕府の職名。奥坊主の一つで、江戸城土圭の間に詰め、時刻の報知などに当たった。
土圭間肝煎御坊主=江戸幕府の職名。土圭の間御坊主を監督する役
土圭間番=江戸幕府の職名。若年寄の支配に属し、土圭の間に宿直、勤番するもの。
土圭役御坊主=江戸幕府の職名。奥坊主の一つで、時計の管理に当たる。

一寸の光陰軽んずべからず。
ですが、時に追い立てられず、ゆるゆるぬくぬくと生きてみたいとも思います。

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