☆子どもの医療保険☆
私はフルタイムワーカーです。
子どもが大病を患って(しかもこんな長期間)入院するなんて、夢にも思っていませんでした。
入院後、私の生活は大きく変わりました。
1ヶ月半、寛解導入療法という最初の抗がん剤治療(強い治療)のときは、病院に寝泊まりして24時間付き添いました。
付き添いのため、お仕事はお休みしなければなりませんでした。
そして無事に寛解を迎えて病状的にも安定、観察室から出たので、夜は子どもが寝たら帰ることにしました。
仕事への復帰も考えましたが、次女はまだ病院に慣れておらず、もう少し様子を見ようと思いました。
私の職場は「休業」を10ヶ月認めてくださったのと、
「介護休業制度」を90日利用してなんとか退職はせずに乗り切りました。
技術職なので辞めろとも言われず…ありがたいことです。
ただ、この期間の収入は、当然「ゼロ」です。
時間短縮で1日4-5時間の勤務にできないかと相談してみましたけれど、
その場合は一度退職してパート契約になる、との答え。
当然と言えば当然ですが…現実は厳しいですね。(それほど必要とされていないからかなぁ…)
病院から職場が離れているのも仕事に戻れない一因でした。(車で片道1時間)
頑張れば朝4時起きして家事をこなし、病院に向かい…7時半ごろ病院を出て出勤。
帰りは直で病院に向かい、寝るまで付き添い、ってこともありえたんでしょうけど。
そうしてきている方もたくさんいらっしゃるんでしょうけど。
距離や時間のロスも大きく、面会と仕事の両立は体力的にも精神的にもかなりきつく、私にはできないと思いました。
1週間くらいなら頑張れるけど、いつ終わるかわからない入院生活。たまに外泊もするイレギュラーさ。
仕事にはとても戻りにくい環境でした。
幸いなことに子どもたちには県民共済の保険をかけていましたので随分助かりましたが、
家のローンも抱えていて経済的にかなりキツかったです。
自分の月収分確保できるような保険を確保しておくか、
自分の年収分の貯蓄をしておかないとダメなんですね…。
小学校に上がれば、院内学級に行ったり日中のスケジュールもあるので
ある程度の治療の目処がつけば仕事に戻っていたかもしれませんが、
次女はまだ2歳だったので置いて仕事に行く気になれませんでした。
病棟に保育施設もなく、忙しいナースが合間を縫って遊んでくれる感じでしたので…
そして次女は骨髄の回復がとても遅く、カーテン隔離ばっかりだったので…ちょっとかわいそうで。
一年間もお休みをくれた職場にも感謝をしながら…
(産休取ったと思って待ってます!という同僚の一言が何より嬉しかった~)
この“休職する”という選択は正しかったと思っています。
ただ子どもが小学生に上がるまでは自分の月収相当の入院保険をかけておいたほうがよかったかもと思います。
経済的な心配をしなくてもいいので。
(小学生に上がっていても1年休職したかもしれませんがね…)
そして。
1年後、復職すると、
自分が体力無しになっていました。そして頭も回らない…
復職して半年経った今も、前ほどのスピードでお仕事が回せません。
…年だな。
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