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こんにちわ。
nursmanです。
東北地方太平洋沖地震で被災された皆様には、心からお見舞い申し上げます。
さて、前回の東北地方太平洋沖地震ドキュメント。。。3のつづき。
患者さんの夕食を終え、当日に起こりうる大きなトラブルを乗り越えることが出来た。
どの職員も何の文句も言わず、全力で協力してくれた。
そんな中、外からの新たなbad newsが入ってきた。
車で通勤している夜勤者からのレポートと病院外で起こっている事象だ。
全ての電車が運転見合わせを続けている。
踏切の遮断機が下りたままになって大渋滞を引き起こしている。
至る所で大渋滞が引き起こされて、全く車が動かない。汗
いわゆる帰宅困難の問題が明らかになった。
今までは、病院の中のこと何とかしなければならないと一生懸命になっていたこともあって、目が外に向いていなかった。苦
帰れなければ、帰らなければいい。
病院に泊まることにしたにせよ、自分達の食事の問題。
栄養科が、おにぎりを出してくれたけど、残った職員の人数と比較すると十分でない。
だからと言って、近所のコンビへ車で行くには、大渋滞が待っている。
避難誘導の際に先頭をお願いした男性看護師がバイクで通勤しているのを知っていた。
「食料調達頼む」って言って10,000円を渡すと、いつもの調子で「全部いいんですか?(笑)」と冗談を言いながら、コンビニへ行ってくれた。
本当に全部使って食料を大量に調達してきた。汗
↑こういう人が居るから、コンビニから何もなくなるんだ。(笑)
さすがピーターパンボーイズな感じ。
しかも、nursmanのリュックの一番奥にコンビニで買ってきたと思われるビールが1本そっと入れてあった。(爆)
結局、帰宅困難者、病院待機者を含めると病院全体で20名を超えた。
その人達の休む場所の確保の問題が発生したけど、結構簡単に確保出来てよかった。
夜になって、その帰宅困難者、病院待機者達の休憩場所を覗くとトランプをしてたりと修学旅行状態で楽しそうだった。(笑)
nursmanは、事務の当直室で男性事務員達と休んだ。
休んだとは言え、余震は続くし、緊急地震速報で携帯は「ヴィーン、ヴィーン」って鳴れば、地震のニュースが気になってTVを見たり、エレベーターを復旧する業者が何時に来るか分からないから、来るまで落ち着かないし、ろくに休まないままに翌日を迎えた。。。
結局、エレベーターの業者は、1時過ぎに来て2時過ぎに復旧を完了していった。
今回の東北地方太平洋沖地震を受けて、いろいろな人間の行動が見えてきた。
それは、何か?
つづく。。。
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私のほうではTVから流れてくる連日の報道で事態を知るのですが、一体この状況で自分たちにできることは何かなぁと思うばかりです。
今は院内で義援金を集めるなどの活動が始まっています。
避難訓練は火事想定、しかも夜間想定のみなんですよね。
火事以外の災害の避難訓練などはしていないので、地震の場合はどうしたらいいんだろう?と今回のことを受けて考えるようになっています。
なので、避難誘導や避難後の展開、とても参考になりました。
nursmanさんのページには被災地住民の方も集っておられたのでは?
その方々が、どうか無事戻ってきてくださることを祈っています。