にゃんの脱走計画①

雨上がりのさわやかな日に、おかーさんとばーちゃんが草むしりを始めた。たのしそーな話声が聞こえるにゃ。
網戸越しに「出してよ、にゃんも出たいよ。ねー、おねがいJL」
いっくら頼んでも二人とも知らんぷり。
網戸をぱりぱりやれば叱られるのはわかっている。ここは正当にニャーニャー泣くしかにゃい。
そこへ黄色のちびがきた。やなやつだにゃ。ふーーっとおどしてまあ、場所を譲る。
網戸はひっかくにゃよ。
にゃんは大目に見てもらえても、黄色には認められていないテーブルの上に避難。
見ているとやっぱりぱりぱり網戸をひっかいた。
怒られるぞーと思う間もなく「こらっ網戸をひっかいちゃダメ！」
網戸越しに頭ぺしっ。言わんこっちゃない、学習能力ないやつだ。ふん！

にゃんの予測だともうすぐ作業も終わり二人は家に入る。その時また抜きするしかにゃい。
ばーちゃん先だとまず脱走できにゃい。年寄りのくせにえらく反射神経だけはいい。蹴っ飛ばされて失敗するのが落ち。
おかーさんやほかの家族もかなりむつかしい所がある。
ちゃんすは親戚が来た時にゃ。誰もが不用心に戸を開けて、にゃんの脱走になんか気を配らにゃい。
さっき話していたけれど、今日あたりおばちゃん来るような話だにゃ＾＾

ほらーおばちゃんの車が入ってきた❕。チャンス到来！。
玄関先をうろうろしているとこちとらの悪だくみがばれてしまう。陰に隠れてそっとまつのだにゃ。
にゃのににゃのに・・・
黄色の馬鹿ちび目！玄関ドアのノブにむかってせのびして！・・・
目論見もへったくれもありゃしにゃい。外からも丸見え！うちの人にもバレバレ！。にゃんの計画もおじゃん😞