化け猫のひとりごと

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お手伝い(=^・^=) いよいよ本番。

2024-10-22 14:43:06 | 日記

9時ほんの少し前に、お着換えを済ませた3人は、お隣りのおじさんちに行ったら、おばさんがお勝手で何やら忙しそう。

「何処の田んぼに行くの?。おじさんは?。」

「先に行って準備してるけど。でも、お昼に採れたて新米でおにぎり作って《新米パーティー》をするって急に言われたので、こっちを手伝ってもらいたいの。」

「おまかせあれ^^。おねーさんもおりょーりじょうずよ^^。」

「手順を教わっておけば、何とかできる。」

 

ざっとした打ち合わせをして、おじさんのいる田圃へ^^。

他にもお手伝いあ~んど機械操作見習いの人が来るということで、おばさんと一緒に既に刈り取って干してある田んぼ迄、ばーちゃんでもトコトコ歩ける距離のたんぼへ。

目的の田んぼではおじさんが脱穀機の準備をしていて、おばさんに手袋・鎌・鋏などの小物入れを渡されて、畦のほとりに置いたころ、数人の人影が田んぼのはずれのあぜ道を、とことこ来る姿が見えたにゃ。

「あの人達が、多分、今回の『見学・体験・学習』のひとたちだ。」

 

おじさんは、友達作りの名人。

向こうから来る人達も、最近できた《友達と⇒友達の⇒ともだち》なんだって^^。

いるんだよにゃ、こういう(ひとたらし)タイプのひとって^^。

お陰で、移住して10年ほどの人が、地区に馴染んで、周りの人を巻き込んで、悠々と人を集めてにわか農家暮らししているんだからにゃ。

きっと、明るくてしっかり者のおばさんの陰の力が大きいんだろにゃ(*^-^*)y

 

自己紹介が終わると、この場所で干しあがったお米を脱穀機にかけるグループと、おばさんと一緒に遠くの田んぼに行く人と二手に分かれて、さっそく作業開始。

脱穀するグループは5人。

おじさんと、おじさんに教わって脱穀機を動かす人と、稲束をはざから外して機械に入れる人に渡す係と、出てきた稲束が、米粒を残しているか確認しながら、もう一度機械にかけるか藁束の山に積むかを分ける係と^^。

 

おかーさんが背が高いから、はざから降ろして操縦者に渡す係。操縦見習の若いおじさんは、呑み込みが早くってすぐ作業開始。

おねーさんとばーちゃんが、脱穀機から吐き出される稲わらを検査して藁束の山をこしらえる人。

手順が決まると藁束がどんどん出て来て、検品係はおおわらわ。

二列のはざの脇に稲わらの山が2列ずつ4列できて、20kg入りの新米の玄米が10袋ほど出来上がり。

おじさんはさっそく二袋を精米にもっていき、それでおにぎりを作って、これからパーティーをするんだって。

 

そんなわけで、脱穀係は今日はこれでおしまいなんだって。

ほんの半日にも満たないお仕事で申し訳ないみたい><。

でも、おばさんが戻って来て、これからパーティー準備。

 

出かける前に手順は教わっていたけれど、鶏のから揚げとチキンカツの、2種類の衣をつけて可愛い子鍋で揚げ物造り。

おばさんは、少し離れた列車の駅まで、お昼から手伝ってくれる孫君のお迎えに、お車で、お出かけにゃ。

その間にできることをやっておかないとにゃ。

 

なのに、おばさんが用意した水菜で何にするのか、葉付き大根は何になるの?。

おにぎりのお米は冷やしてあるけど、水加減は?。

おおきな電気釜2台で、すれすれの水加減で炊こうと思ってるんだけど、お米の炊き方なんてとっくに忘れたばーちゃん。おかーさんに丸投げ^^。

もう一つのおかまはおねーさんが、スマホで調べながら水加減。

本当に米粒すれすれなので、ばーちゃん・・・(あとチョビット)。

我慢できずにほんの少しだけ足しちゃった。

 

あわただしい準備に、肝心のおばさんがいないから、どうする?。

洗った水菜に、おばさんがおいてった雑魚を入れて、お浸しなんてどう?。

時間もあんまりないから、さっさとやっちゃおうよ。・・・

ご飯の炊きあがるまでにやることいっぱい。

一品になればいいよ。なんていういい加減なばーちゃんの意見で水菜はお浸しに。

おねーさんが雑魚とごま油で上手に味付け^^。つまみ食いは特別美味しいにゃ^^。

 

そこへおばさんご帰還。

おねーさんのいとこの孫ちゃん、見上げるくらいおおきいおにーちゃん@@。

「こーんなにちっちゃかったのにね。」

 

おにーさんにも手伝ってもらって出来たものをはこんでもらう。

ゆうべからおばさんが煮ておいたお芋の煮つけと、炊き立て新米おにぎりをあふあふアチチと言いながらにぎって、ようやく準備ができ、いよいよおまちかねの《取り立て新米おにぎりパーティー》。

遠くの田んぼから戻って来た、おじさんのお友達のお屋根のある作業場に机とお椅子が用意されていて、そこに御馳走とおにぎりを並べて、わいわいがやがやおいしくいただきました。 

 



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