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癒し系日記になるといいな。

【詩】学校遠望 丸山薫

2020-05-24 09:51:06 | 本・映画・ドラマ

 

学校遠望


学校をおえて 歩いてきた十幾年

首(こうべ)をめぐらせば学校は思い出のはるかに

小さくメダルの浮き彫りのようにかがやいている

そこに教室の棟々(むねむね)が瓦をつらねている

ポプリは風に裏返って揺れている

先生はなにごとかを話しておられ

若い顔たちがいちようにそれにきき入っている

とある窓べでだれかがよそ見して

あのときのぼくのようにぼんやりとこちらをながめている

彼のひとみに ぼくのいるところは映らないのだろうか?

ああ ぼくからはこんなにはっきり見えるのに

 

古い本を持ち出して、寝る前に読んでみた。

詩って、眠れないときに読むといいことに気付きました。

(ぼーっと読んでるとすぐ寝れます。)

打ち込んでいると、また眠くなってきた・・・。


でも、感慨深い、いい詩だなあ。

と思ったので、残しておこう。

 

コメント
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