ご飯ってね、
ひとりで食べるより
誰かと食べたほうが美味しいのよ。
いいセリフだけど、
中身は、厚かましい隣人、ムロツヨシ。(笑)
今年の9月16日から映画で上映されるんですね。
本文より・・・・
図々しくて、
おせっかいで、
ダメ人間で、
落ちこぼれで、
繊細で、
あたたかくて、
人間らしくて。
・・・・・
普通こういう人は嫌がられるかな。
でも、
飾らない素の自分のまま付き合ってくれる人が
一人でもいると、
うつや引きこもりや自殺もいくらか減るのでは・・・?
自分を捨てた母の思い出と、
思い出も何もなく、顔も知らない父親の遺骨。
この遺骨をめぐる
主人公の父親像の変化や、
アパート・ムコリッタの住人達との交流から
自分なんてどうでもいいと思っていた毎日に
ささやかな幸せを感じ始める。
読んでて、幸せ~な気持ちになりました。
何だかこういうの、今の日本にないなあ~~。
と、ちょっとさみしい気分にもなってしまいました。
映画の監督はもちろん、原作者。
大好きな荻上直子さんなので、
公開が楽しみです。