もう10年以上前になる。
離れてはいたけど、
それぞれに同じ想いを抱えて、頑張った仲間がいた。
まだ結婚前、夫を含む4人だった。
共通する特殊な事情があったため、
4人にしか分からない、心の内を共有した思い出がある。
東京で、初対面の4人が合流。
私たち福岡と、福井、青森、東京の4人。
東京の人はもちろん標準語。
青森の人も職業柄か、標準語。
だけど、私たち福岡と福井は違った。
博多弁と越前(福井)弁だ。
あっけらかん組。(笑)
でも、会話は成り立ってました。
(・・・と、思う。)
ざわざわした居酒屋だったので、
最初は気付かなかったけど、
・・・?
何か違和感。(笑)
度々出るさわやかな青年の
越前訛りに、一瞬で好感を持ってしまった。
なんというか、語尾が複雑に上がる。
韓国語のイントネーションに似てるかな?
彼と会ったのは1〜2度だったけど、
「どうしてるかな~、あの越前弁、また聞きたいねー」と、
よく夫婦で懐かしんでいたんだけど・・・。
風の便りに、先日彼が、病気で亡くなったと。
50代だった。
もう彼の越前弁は聞けないのか・・・。
ても、K君。
方言の良さを、あの時ほど感じたことはなかったよ。
可愛らしくて、暖かくて、
人との距離が、パッと縮まるなんて。
日本人、もっと方言使おうよ!と思った。
K君との一期一会の思い出。
短かったけど、いい人生だったのかな。
もう会えなくて残念だけど、
ご冥福をお祈りしています。
(とか言って・・・。文章は標準語で失礼します。)
◆福井弁の動画をお借りしました。
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