おはよう!!
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ということで、
なんか、ゴボウ天が頭を離れず、、、、、、、、
華がないですよね。。。
根っこだか茎だかわからないどろんこ姿。。。。
でもね、
味はエビ天に負けないはず。。。。
エビなんて、腐っても鯛を言葉巧みに釣り上げる技があるからいつも脚光を浴びてますけど、
牛蒡はいつも土の中、、、付き合いと言えば、ミミズと蟬の幼虫くらい、、、
お殿様のお膳に上る鯛を釣り上げるエビとくらべるのは酷ですかね?
所詮、エビと牛蒡は住む世界が違うんですね。。。
だからか、控えめ??
でも、金比羅参りは欠かさぬ律儀者の牛蒡。。。
エビ天なんて、最近では囓って衣の中のエビを探すほど。。。信用性に欠けるようですね。。。
エビ天はこの先いつまでネームバリューだけで存続できるのか!??
え!? あんた、本物の美味しいエビ天食べたの何時??? って??
ウム??忘れた、、、、
え!? じゃ、あんた、目の前にエビ天とゴボウ天があったら、どっちとる?? って??
ま、だまされてもいいかぐらいで、やっぱりエビ天かな、、、、、
、、、、、
そんな、イメージや見た目に囚われてしまうわたしのことは放っておいて、
牛蒡はすごいんですよ!!
あの泥を洗って、ゴシゴシあかおとししてあげれば、白い肌も露わに「良かったら、食べてもいいわよ!!」なんていわれちまったら、おいら、どぎまぎどぎまぎ ですよ!!!
で、
白い肌の牛蒡さんと、赤いべべ着た人参さんと、芯はないけど心意気はありそうなタマネギさんと、はるばる鹿児島から来たふりしてる珍客の薩摩揚げさんを、千切りにして。。。
メリケン粉、ベーキングパウダー、卵を水溶きした衣に混ぜ、
少量の油で、揚げ焼きしました~~~~~~~~~~!!
ド~~~ンと大きいのが一枚できましたね~~~~
でも、やっぱり華がない、、、
普通だったら、たくあんを添えるとか、三つ葉でものせてみたいけど、両者不在。。。。
野沢菜漬けさんに頑張ってもらいましょう。。。。
ドド~~~~~~ンと丼できた~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!
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では、
天つゆをたっぷりかけて、いただきます~~~~~!!
ウム?見た目食欲湧かなかったけど、美味しい~~~~~~~!!
華がなくても、美味いものは美味いんですよね。
うん、なんでだかわからないけど、心地いい甘さが口に広がる。。。
今朝は、水を飲み過ぎたせいか、食欲ないけど、
そんな胃袋に、白い肌を露わにした牛蒡さんや、赤いべべで誘惑してくる人参さんや、心意気が素敵なタマネギさんや、この場を理解してくれたであろう薩摩揚げさんが、
みんなで、このふくよかなやさしい味を届けてくれたのかな??
うん、自然に箸が進む美味しさ!!
美味しい~~~~~~~~~!!
やっぱり、美味しい~~~~~~~~!!
ごちそう様でした~~~~~~~~~~~~!!
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そうだ!
牛蒡は、お殿様の膳の上でふんずりかえることはできないかもしれないけど、、、
文化的に貢献してるみたい。。。
ごぼうの城、ちゃんと覧てないけど面白いみたい。。。
ごぼうの石、もう古典かもしれないけど、志賀直哉深いんでしょうね。わたしには深すぎてまだ解らないけど。。。。
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