ヤマヒル専門サイトを見つけました、OSACとして行動規制が入ったので行きやすい、近場の情報を提示します。
静岡県に近い奥三河にはどこに居ても不思議でありません。(鹿等が配達?)
今後このエリアに入る時、ヒル忌避剤を靴と必ずスパッツを装着し噴射しましょう、アース等殺虫剤も効果がありますが、スパッツの洗濯に注意が必要です。
OSACでは現在定員5人の車には4人まで乗車として、換気、マスク着用により感染防止を図りますが、最近のインド由来の変異ウイルスの感染力は強いらしく、3密でなく単に密の状態でクラスターが発生したそうです。
車同乗でのクラスター発生を調べました、昨年の事例を添付します。
状況的には山行中の解放空間に比較し車内空間は明らかに密になり、感染リスクは高いと思います。
くれぐれも注意し行動しましょう。
当初常念岳を5月月例として検討しましたが、参加者が限られ 月例登山にふさわしくないと SLのA.K.さんと相談し横山岳にしました。
私は初めてでしたが、比較的近くに良い山が有りました。
白谷コースは渡渉が時々ありますが、滝の景色が良く 高山性の花の種類が多いので、同行した花の先生N.M.さんの解説を聞きながら登りました。
そして期待したヤマシャクヤクの群落をB斑が登山コースから少し離れた所で見つけ、A斑もオプショナルツアーとして参加しました。
今回周回コースを選びました、主峰横山岳頂上は展望が有りませんが、東横山岳付近は視界が開け、先日行った能郷白山や乗鞍、御岳など雪山を展望しました。
名前に釣られて行った阿蘇岳は展望無しで外しても良かったです。
報告書は参加したT.I.さん作成です、お手数をお掛けしました。
近年鹿などの野獣が増え山ヒルの生息域が拡大したようです。
我が愛知県も油断できないようで、対策をまとめました。
NETで調べると愛知100山 岩古谷山等で被害が出ています、クワバラ&クワバラ。
私の経験では南アルプス、例えば岩岳山(春野町の北部に位置する)光や聖岳の登山口 易老渡で多く見かけました、また鈴鹿山系の沢には多く生息しています。
岩岳山の時 帰宅して靴を脱いた時 足からの出血で気が付きましたが、 傷みは感じませんでした。
そして翌日犯人を車の中で見つけました。
またヒルを無理に取ると傷口にヒルの口が残り化膿し易いと聞いた事がありますが、神奈川県の情報で一番お勧めは塩を付けることです、そしてナメクジ同様 塩で殺した方が良いと思います。
近年ヒル忌避(ひき)スプレーが多く販売されているので靴とスパッツにスプレーすると効果を期待できます。
ザックを地面に置くと這い上がるそうで、ザック底部にも必要かも知れません。
私は以前アース等殺虫剤を靴とスパッツにスプレーして効果を確認しましたが、有害成分を含むのでヒル用スプレーの方が良いでしょう。
OSACでは過去2-3年の山行で10回以上半マストによる懸垂下降を実施しています。
半マストによる懸垂下降はレスキュー技術として重要ですので、是非マスターして頂きたいのですが、度々するなら下降器とバックアップの導入をお勧めします。
理由は命綱ロープの摩耗回避と世界標準だからです。
岩登りでなく、バリエーションルート登攀の場合軽量化の為最小限の道具で臨むことになります。
そして必ず遭遇するとは限らない非常の場合使う時の考え方は良いと思いますが、度々練習するなら、プルージックを含めバックアップを取るのが安全です。
事例の場合のATCや非常手段半マストを経由したロープから手を放すと滑落しますがバックアップが効けば止まります。
またプル―ジックだけで登攀している時、度々起こる事故はとっさの時そこを掴んでしまう事です。
過去に記述しましたが、それ以外に大阪府岳連 岩田氏の指導の通りプルージックなどフリクションノットは稀とは思いますが滑る(効かない)事故が発生しています。
プル―ジックで登る場合、命を預けるのですから、過去に説明しましたが、アッセンダーなど登高器を使いプル―ジック等フリクションノットでバックアップを取るのが安全です。
比較的近場の岩山 伊木山 Y.Y.さんの計画でA.M.さんの報告です。
先日の例会で説明したレスキューに必要なロープワークを含め岩稜帯を踏破するスキルUPの練習になったと思います。
CLのコメントにあるように、岩稜帯踏破としては通過に時間が掛かり(コースタイム10時間程度)緊張感の持続で難易度が高い「ジャンダルム」は有名で私はOAC時代とOSAC初期にCLとして行きましたが、2回共雨に合わなかったのでロープを出さずに済みました。
先述の通りこのコースは長いので疲労と緊張感が持続できず後半事故が多いようです、奥穂からの場合、西穂まで来ると緊張感が取れ疲労も相まってここを通過後の事故を度々聞きました。
そしてコースが長いので途中天候が急変、雨で滑りやすくなることを想定すると、今回実施した練習が大変有効になると思います。
新型コロナの感染について、昨年より今年の方が危険ですが、南アルプスを含め営業する所が増えました。
もし宿泊する場合、山小屋により対応が異なりますので、良く調べ条件の確認と必ず予約を取ってください。
シュラフ持参を条件にしている所もありますが、感染を恐れるなら、持参すべきです。
またより安全なテント泊も予約が必要な所が有りますので注意が必要です。
密を避けるため、定員を少なくしたので、多くの山小屋は値上げしました。