新型コロナウイルス禍の中、今年4月から7月まで実施された山行をまとめてみました。一か月に3~4件の実施でした。
8月の山行計画は4件ありましたが、天候不順により今現在3件の中止がありました。例年8月は天候も安定し夏山を堪能できる季節と思います。今年は皆さん天候不順で苦労されたことと思います。
天候の安定を期待し、コロナ対策を十分して山行計画の立案と実施を皆さんでしましょう。
新型コロナウイルス禍の中、今年4月から7月まで実施された山行をまとめてみました。一か月に3~4件の実施でした。
8月の山行計画は4件ありましたが、天候不順により今現在3件の中止がありました。例年8月は天候も安定し夏山を堪能できる季節と思います。今年は皆さん天候不順で苦労されたことと思います。
天候の安定を期待し、コロナ対策を十分して山行計画の立案と実施を皆さんでしましょう。
今年の夏山は悪天候が続きましたが、大峰山系で10日間も行方不明者2名が素晴らしいことに生還しました。
この事例で何が学べるか考えました。
1.道迷いの問題
本人はスマホの地図と方位磁石を情報を参考に下山路を探したと述べましたが、ヤマレコやヤマップを適切に使えば迷うことは有りません。
推測ではgoogle mapを見たのかも知れません、読図技術は重要ですが危機管理としてヤマレコなどを使うことをお勧めします、また非常事態を考え予備の電池も持参して下さい。
10日間も電池を維持できたのはこまめに節約したと推測しました。
今回生還の決め手は携帯電話が通じる所を見つけ110番通報で来た事です(GPS位置情報が通報される)、道迷いで遭難したら、沢に下らず、尾根に登り携帯電話が通じる所を探すことを、まず試みると良いと思います。
彼らも下山中に道に迷い、沢に入り込んだようです、水の確保は重要ですが、今回の遭難では雨を防ぐことが出来たトタン屋根の小屋に長く居た事が生還の要因の一つです。
2.非常食の問題
よく少ない食料で10日間耐えたと思います、今回のように長期間になると、食料になる山野草の知識も重要に思いました。
非常用にコンロ、コッヘルが有ると山野草を食することが可能ですが何を食べることが出来るか知らないと意味が有りません。
3.通常なら留守家族が警察に依頼する所ですが民宿の方から通報があったようです、適切な行動に感謝したいと思います。
コロナの感染が再度急拡大し山小屋で働いている方にも感染者が出ています。
そんな状況で休業している山小屋が出ています、今後も刻々と状況が変化する事が予想されます、小屋泊りを計画している方は直前に状況を確認する事が必要です。
またテント泊は密に成らず安全性が高いですが小屋のトイレが使えるかこれも事前に山小屋に聞くことが必要です。