https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20230925k0000m040204000c
本当にひどい…!
女性ひとりを、男性3人でベッドに押し倒すだけでも、冗談ではすまないのに。
なにが、
「自分も家族がいて、自分も命を削って闘っている」だ。
無実ではないが、無罪になりたいらしい。
『…陸上自衛隊郡山駐屯地(福島県郡山市)に所属していた元自衛官、五ノ井里奈さん(23)にわいせつな行為をしたとされる元自衛隊員の第5回公判が25日、福島地裁(三浦隆昭裁判長)で開かれた。強制わいせつ罪に問われた3人のうち、木目沢佑輔被告(29)は、わいせつ行為を否定し、五ノ井さん側が性被害についてうそをついていると主張した。
強制わいせつ罪に問われているのは木目沢被告のほか、渋谷修太郎被告(30)、関根亮斗被告(29)の計3人(いずれも懲戒免職)。起訴状によると、3被告は2021年8月3日夜、北海道の演習場で、五ノ井さんを格闘技の技でベッドに倒し、わいせつな行為をしたとされる。
この日の被告人質問で、木目沢被告は五ノ井さんに技をかけた理由について「自衛隊という組織には『上官の命令は絶対』という環境があり、断り切れなかった」と振り返り、上官の命令で五ノ井さんに格闘技の技をかけたと説明した。
五ノ井さんが性被害に遭ったと訴えていることについて、木目沢被告は五ノ井さんが訓練から逃れる口実としているとの趣旨の証言をした。検察官から「五ノ井さんはうそをついていると思うか」と問われると、「はい」と答えた。
また、木目沢被告は22年10月に五ノ井さんに直接謝罪したが、自らの意思ではなかったとした。謝罪に先立ち、自衛隊側から「『いかにも反省しているという態度を見せるように』などと指導された」とし、担当者から「土下座してくれ」と土下座されたことを明かした。
公判終了後、記者団の取材に応じた五ノ井さんは、自身の被害をうそと位置づけた木目沢被告の証言について「本当にひどい。私は全てを失い、ここで負けるわけにはいかない。正しい判決が出るまで自分を貫き通したい」と時折声を詰まらせながら語った。
公判は10月30日に結審し、12月12日に判決が言い渡される予定。…』
「五ノ井さんはうそをついている」被告が改めて無罪主張 元自衛官強制わいせつ事件【五ノ井里奈さん性被害事件・第5回公判】
『…強制わいせつの罪に問われているのは、福島県の陸上自衛隊郡山駐屯地に所属していた元陸上自衛官の渋谷修太郎被告、関根亮斗被告、木目沢佑輔被告の3人です。
起訴状によりますと、3人はおととし8月、北海道の演習場で当時同僚だった五ノ井里奈さんに格闘技をかけてベッドに倒し、覆いかぶさって下半身を押しつけるなど、わいせつな行為をしたとされています。3人は、6月の初公判で起訴内容を否認し、無罪を主張していました。
25日は木目沢被告への被告人質問が行われました。木目沢被告は、検察からの「五ノ井さんはうそをついているのか」という質問に対し「五ノ井さんの記憶はあいまいだと思う」と答えました。また、「五ノ井さんが性被害を訴えたのはどうしてだと思うか」と問われると「訓練を途中で抜けるため、うそをついたと思う」と話し、現在も「五ノ井さんはうそをついていると思う」などと答えました。
また、五ノ井さんが「命を削って闘っている」と証言したことについて「自分も家族がいて、自分も命を削って闘っている」と主張しました。 五ノ井さんは、裁判の後、取材に応じ「正しい判決が出るまで自分を貫いて闘い抜きます」とコメントしました。
次回の裁判は10月30日に開かれ、結審する見込みです。
【五ノ井里奈さん性被害事件・裁判関連記事】
▼初公判 「腰を振る動きは笑いを取るため」謝罪から一転、被告3人が無罪主張
▼第2回公判 下半身は「離れているように見えた」元上司が証言 五ノ井さんは法廷で倒れる
▼第3回公判 「着衣越しに陰部接触」「キャバクラのようだった」元同僚の自衛官証
▼第4回公判 「陰部の接触はなく、性的意図は一切ない」「腰は一度も振っていない」被告2人が主張 五ノ井さん「もう許すことはない」…』