西湘ケチおばRIN

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夫婦別姓、賛否両派が再激突=意見集約は難航必至―自民

2021-04-03 13:41:59 | 日本再構築計画

『夫婦別姓、賛否両派が再激突=意見集約は難航必至―自民』
gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-210402X446


夫婦別姓、基本、賛成なんだが。

子供の姓をどうするか、解決策が全然うかばない。

(公務員とか、役所の現場からすると、「ひとり、一生、一個の姓でいてほしい」そうだ。
ごもっとも!
結婚等で、姓・本籍・住所がかわると、ほとんど別の人。それを、ひとりで何回もやる人もいる…)




ただ。
『古来、日本は、妻が夫の姓を名乗った』
というのは、迷信?ていうか、事実誤認。

自分が離婚したあと(遅い…)、興味を持ち、何冊か、本を読んでみた。

夫の姓にする、と統一されたのは、明治民法の成立のときからで、それ以前は「地域差」があり、各地の抵抗もあったらしい。
まさに「古来、ずーっとやってきた伝統なのに」変えられてしまったのだ。

中国やコリアは、古来、結婚しても、女性は生まれたときの姓を名乗り続け、子は夫の姓を名乗る。
それに近かったかも。

「北条政子」とか、たしかに、途中から「源政子」になった感じ、ないもんね。



「昔からの、しきたり」とか「マナー」と言われているものも、そんなに古くないものが多い。

戦前、国民のほとんどが農民だった。

冠婚葬祭の儀礼は、地域の神社などで、今より、きちんとやったかもしれないが、晴れ着を持っていない層も多かったはずで。
「葬式は全身、黒でなくちゃ、いけない」なんて…無理だったかも。

披露宴会場を借り、人を招いて、結婚を披露するのも、「団塊の世代」が男女とも故郷をはなれ、「夫の家に嫁入る」わけではなくなり、ニーズが生じて、始まったそうだ。

つい半世紀前でしかない。


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