大浴場のお湯換え、年2回だけ 塩素注入も怠る 福岡の老舗高級旅館
ヤバイな…。
いつからだったんだろう???
『…1865年創業で昭和天皇が宿泊したこともある老舗高級旅館「大丸別荘」(福岡県筑紫野市)が、週1回以上行う必要がある大浴場の湯の取り換えを年2回しか実施しておらず、塩素の注入も怠っていたことがわかった。
大丸別荘の大浴場は、温泉を掛け流し、一部を循環濾過(ろか)させている。県条例では、連日使用型の循環浴槽は、すべての湯を取り換える「完全換水」を週1回以上行い、塩素濃度は1リットルあたり0・4ミリグラム以上にする必要がある。
しかし県などによると、大丸別荘は完全換水を年2回の休館日にしか実施せず、宿泊客らに入浴させていた。塩素注入も日常的に怠り、必要な濃度が保たれていなかったという。
大丸別荘では昨年、県保健所の検査で浴槽から基準値の最大3700倍のレジオネラ属菌が検出され、衛生管理状況が詳しく調べられていた。
運営会社は取材に「公表を控えさせていただく」としている。(釆沢嘉高、座小田英史)…』
追記。
老舗旅館「大丸別荘」 大浴場の“湯の取りかえ”年2回のみ 基準値3700倍のレジオネラ属菌検出 福岡
『…県によりますと去年8月、大浴場で基準値の2倍のレジオネラ属菌を検出。施設側は湯の交換頻度や塩素注入は適正で自主検査で菌は基準値以下だったと報告しました。
しかし、県の再検査で基準値の3700倍の菌が検出され、少なくとも2019年以降、県の条例で週1回以上とされている湯の交換は年2回のみで、塩素注入も怠っていたと認めました。
大丸別荘は「社長がいないため対応できない」としています。…』