お歳暮はゼロ。
親の代から、だんだん、親戚同士も「お互いに、やめよう」みたいになってきたし。
もらって嬉しいものならとかく、「好みでない、いらないかもしれない物の、やりとり」はムダな上、無駄な気を遣う。
いい傾向だ。
昔、自分が、ジュース詰め合わせをもらっちゃったことがあった。
「ビールがよかった…」
と、言いたかった…。
言えないんだな、これがー。御礼しか、言えない。
(そういえば…。亡父は、ただの会社員だったのに、現役当時、お歳暮やお中元を、相手によって、受け取らないことがあり、見分けがつかず、亡母がこぼしていた。たぶん、義理を作りたくない相手のものを返していたのだ。
が…。ある新入社員の女の子の、親御さんから来たお中元を返したら、親御さんご夫婦が顔色をかえて、我が家を訪ねてみえたことがあった。当時私は子供だったので気にしなかったが、のちのち、そりゃそうだよ、と思ったけど。父は笑って応対していた。そんなもの、もらわなくても、面倒みるよ、ということだったようだが…。…もしかして…、もらっても面倒みきれない部下だったのか??????
そんな父の子である私は、長い人生、上司にお中元・お歳暮を贈ったことがない。…だから、今、失業してるのかなあ? …て、今、そんなことを考えてもイミないし)
ところで…。
衰退深刻な農業、改革待ったなし 小泉進次郎氏「TPPどうなろうと危機的状況変わりない」
ここ数年、青森のリンゴを箱で取り寄せしていた。
ワタシが白神山地にツアー旅行したおり、ガイドさんが農家をやってて、一応、控え目なセールスがあり、お土産がわりに注文したら、やっぱ旬のものは美味しく、その後、「往復はがき」で注文伺いがくると、たいてい買っていた。
家族ぐるみで食べるわけだが。
サークルなどで、まわりの女性たちが、甘味とか、よく配る。
もらいっぱなしだから、年末、機会があれば、このリンゴを数個ずつ、あげることも。
ところが、今年、はがきが来ない。
東北も悪天候だったし、そのガイドさんも年配だったから、やめてしまったのかも…。
また。
もとは夕張に親戚の縁があり、家で、長芋の箱買いもしていた。昔は美味しくて、品質もよかったが、温暖化のせいか、「貧すれば鈍する」なのか、先細っちゃって、よさがなくなり、やめた。
かわりに、北海道の別のJAのを取り寄せていたのだけど…。
調べたら、今年、やはり悪天候で、出荷を断念したという。
この長芋も、機会があれば、ちょっとした御年賀がわりに、人にあげることもあったのに…。
さて。
阿蘇に親戚のいる知人があり、今年はとても心配した。
その後、生活は落ち着いてきたらしいが、なにしろ「高齢の農家」ばかり。
「もう農業はやらない」
再投資して再開する年齢ではない…。
日本の食糧生産が、マジで心配です…。
結局 お歳暮、お中元って・・
どうなのかしら・・
時代にそぐわなくなって来てるのかな・・・
そんな気になってきますが。