初めて見た韓国ドラマが、NHK放送の「宮廷女官チャングムの誓い」だった。
コンパクトセレクション 宮廷女官チャングムの誓い 全巻DVD-BOX | |
イ・ヨンエ | |
バップ |
靴を脱いで屋内に入るとか、武官とは思えない武官の衣装とか、いろいろ珍しく、見るようになった。
たしかGyaO無料配信の「女人天下」や、レンタルでの、イ・ヨンエつながり「宮廷女官キム尚官」とか。
さんざん見た今も、一番好きなのは「王と妃」。
女人天下 DVD-BOX 9 [DVD] | |
イ・ドクファ,ト・ジウォン,チョン・インファ,キム・ジョンウン,カン・スヨン | |
ジェネオン・ユニバーサル |
宮廷女官 キム尚宮 Vol.8(第23話~第25話) [レンタル落ち] | |
クリエーター情報なし | |
メーカー情報なし |
さて。
時代劇なのだから、当然、電気も水道もない。
そのわりに、夜のシーンでも照明が明るくなってきたのは、「見やすさ」の点で、仕方ないのかもしれないが…。
いつからか…。
「イ・サン」かもしれない。
誰もいない部屋、それも書物を保管しているような部屋に、無人なのに蝋燭がともっていて、こっそり侵入した者が退出するときも、火はそのまま。まあ、わざわざ侵入者が灯をともすと、人がいることが外からわかってしまうので、逆に、灯をつけらないですけど。
無人の部屋に、裸火がついたままで、いいんですかね???
これが気になるのは、地震国日本の防災精神のたまもの???
うそだー。
蝋燭、高いし。
灯火の油も、高い。
やっぱ火事に備え、不用心だろう?
でも、いちいち火をつけたり、消したりすると、ドラマ的に時間をくう。
イ・ビョンフン監督の作品は、宮殿のセットをわざと小さめに作り、ドラマでの人の移動にも時間をとられないようにし、展開を速めている。
理由があるのだ。
わかるんたけどー。
イ・サン DVD-BOX I | |
イ・ソジン,ハン・ジミン,パク・ウネ,キョン・ミリ,イ・ジョンス | |
VAP,INC(VAP)(D) |
「六龍が飛ぶ」の洞窟も、いっぱい蝋燭をつける。
美術的に、演出として、そうなっているはずだ。
だけどー、みんなが出ていくとき、誰も消さないのが、わたし、気になる~。
六龍が飛ぶ(ノーカット版) DVD-BOX 第一章 | |
ユ・アイン,キム・ミョンミン,シン・セギョン,ピョン・ヨハン,ユン・ギュンサン | |
ポニーキャニオン |
これが中国・古代フュージョン時代劇となると…。
セットのスケール感が違い、すごく広く、ボーダイな蝋燭が灯される。
誕生日のケーキの蝋燭でさえ、ちょっと要領が悪いと、全部つけ終えたとき、最初のろうそくが短くなってません???
それなのに、もー、ボーダイな数の蝋燭に火がともされ、炎が揺れている。
あれって、CG?????
(だってさ…あれだけの数の蝋燭、スタッフが大勢でつけて回っても、蝋燭の長さがかわるんじゃない??? やっぱ本物じゃなくて、電気仕掛けなのかしらん???)
もはや、あれほど広い殿閣が並ぶと、無数の宦官がいて、 つけて、守って、身を隠してるとしか思えない。
それだけではない。
「密書を燃やす」
というシーンも、あるある、だ。
どうしてか、火鉢みたいな、ちょうどいい金属の器が置かれ、火をつけた書状を入れることになっている。
「ろうやぼう」では、火鉢がよく出るので、困らない。
琅邪榜(ろうやぼう)~麒麟の才子、風雲起こす~ DVD-BOX1 | |
胡歌,劉濤,王凱,陳龍,呉磊 | |
ポニーキャニオン |
だが!
放送中の「王女未央」、リアルを求めちゃいけないと、はっきりわかってるフュージョンドラマではあるが…。
ヒロインの敵、屋敷の女主人が、書状を燃やそうとする。
この女性の髪形自体、中国古代というよりは、簪のさし方が妙に日本の意匠を思い出させるのだけど。
密書を燃やすのが、行灯みたいな木製枠の照明器具…。
勘弁して~。
王女未央-BIOU- DVD-BOX1 | |
ティファニー・タン,ルオ・ジン,ヴァネス・ウー | |
エスピーオー |