BS11「チェオクの剣」
原題「茶母」。
2003年。
韓国放送時、熱狂的ファンを獲得したと言われる。
当時、時代劇として、めっちゃ斬新だった。
過去、見る機会は何度もあったのに、なんかスルーしてしまった。
(重要人物チャン・ソンベクの短髪に、ちょっと引いた…。放送当時の現地のお年寄りみたいな反応???)
そのバツでしょうか、ノーカット版じゃありません!
有料配信BS11+でも、同じでしょう。
それでも、迫力ある~。
やたらなワイヤーアクションで、演者ふたり、入れ替わってるだけだよね、てカットも多いが。
最近のドラマでも、こういう撮り方しないよね、と思われる、立ち回り中のレンズの近さ!
今ならCGでかわせるものが、当時はちがう。
ワタシは殺陣が独創的だなと思うものが好きで。
#7。
ヒロイン・チェオクが、敵方の女使い手スミョンに攻撃されるも、あやういところで、ユン登場。
スミョンがユンに刺され、刺されたと知る、脱する、一連が、
「その後20年、なかなかないぞ」
という出来。
スミョン役の女優、その後、何に出たんだろう?
主演ハ・ジウォン。
正直、芝居がうまいとか、演技がうまい女優さんというより。
身体能力の高い、根性あるタイプ。
のちに「ファン・ジニ」を演ずる。
様々な舞踊をやりこなした。
「奇皇后」でさえ、ドラマ上、男装の武闘派みたいな出方。
本人に合った役を選んでいるか、演出側もそのように寄せているのかも。
ワタシは「シークレットガーデン」脱落しちゃった派。
どこが面白いのか、わからなかった。
「病院船」は見たけど、あまり感情を出さない外科医役だった。
さかのぼって、「龍の涙」の終盤、イ・バンウォンのお手つきになる若い女官役として、ちょこっと出た。
朝。葛藤もなく、「ただの女官より、側室がいい」と、はっきり喜んでいる…設定のまんまやれるタイプみたい…。
イ・ソジン。
のちの「イ・ソン」より、当然ながら若く。
痩せてて、かっこいい。