もちろん。
親が死んだら、「死にました」と、各所に正直に言い、正しい手続きをするべきであろー。
しかし…言ってしまったばかりに、お互い、ややこしい手続きが必要になる場合もある。
亡父はビューカードを持っていたし、ジパング倶楽部にも入っていた。
年会費がかかる!
会社員として、現役を退いたときは、もっと他のカードも持ち、年会費を払っていた。
「無職になっちゃうと、カードが作りにくいから…」
という言い分だったが。まだまだ元気だった亡母が、
「カード、減らしてもらったの。ろくに使わないのに、年会費がばかにならないんだもの!」
お父さん、寂しかったんだね。
でも…やめるのが正解だから!
父が亡くなり、いろいろな手続きの中で、ビューカードとジパング倶楽部も早く止めないと、年会費がかかると気付いたワタシ。
ネットで公式ホームページを調べ、正しい手順は。
1.たまっているポイントを、スイカにかえる。
2.アルッテで、スイカを現金に精算し、おろす。これは、一回しかできないらしい。
そうとわかっていたのに…。
窓口と何回か話すうち、うっかり、本人が亡くなったと、ほんとのことを言ってしまった。
結果。
たまっていたポイントは、本人のみに寄与されるので、無効になる。
カードと一体になっていたスイカ残高は、とりよせた書類に書いた口座に振り込まれるが、一か月ほどかかる。
ほらね。
法的に正しいのは、後者だけど。
たいした資産のない庶民が、関係者に不利益をもたらさない限りは、ポイントをスイカに入れ、スイカを現金化する。
これが、お互い、時間のかからない後始末…と思う…。