大食い番組、大好きな私だが。
食べられもしない芸能人が、無理な大食いや、激辛を食べさせられているのは、好きじゃないし。
大食いプロも「体質的に求めてる」人ばかりではなさそうで…。
葛藤は感じる。
昨日の、「KinKi Kidsのブンブブーン」、ゲストの山之内すずが、
「苦手なトマトを食べられるようになりたい」
と。
シェフがいくつか料理を作り、2勝1敗くらいだった。
(無理に味つけしすぎな気もしたけど…)
ふと。
誰にでも、苦手な食材はある。
「チャレンジャーの料理によって、食べられるか試す」番組、どうかしら。
嫌いになった理由が、
「給食で無理に食べさせられて…」
とか、さしつかえないことなら、そのエピソードも話す。
で。
できあがりを無理に食べるのではなく。
少しずつとりわけ、少しずつ食べていく。
自由にギブアップ。
正直に感想。
無理に食べたり、嘘で「おいしい」と言わなくていい。
残りを、レギュラー出演者がわけて食べ、正直に寸評。
(売れてない、食べれない芸人数人集めて、食べてもらってもいい)
失敗しても、ご家庭の親御さんたちが、
「うちの子も、これ苦手だけど、このやり方でいけるかもしれない」
と、参考になるかも。
(刻んでカレーに入れちゃえば、たいていのものは大丈夫だと思うけどねー)
小麦粉とか、アレルギー対応の料理も、いいかもしれない。
「そういう人、いるんだ?」
と、いまだに知らない人に知らしめることも、有効。
ところで…。
昔、別の番組で、一般の女の子が、
「トマトが嫌い」
だと。
あれこれやったあと、どこかの農家へ直接連れて行き、熟した、もぎたてトマトを食べさせてみたら、
「おいしい! 全然青臭くなくて!」
…あの子の味覚が本当で、なんでも食べれる我々の方が、舌馬鹿ハッピーなのかもしれない。