札幌市のメインパーク「大通公園」（中央区）。
1年を通して、色々なイベントが行われる会場でもあります。
主なイベントとしては、「YOSAKOIソーラン祭り」、「さっぽろ夏まつり」、「さっぽろオータムフェスト」、「さっぽろホワイトイルミネーション」、「さっぽろ雪まつり」などが挙げられ、市民にとっては、生活の彩りとして、観光客にとっては、観光の目玉の1つとして、たくさんの人を楽しませています。
そんな「大通公園」にまた1つ、新しいイベントが誕生することとなりました。
「北海道そばフェス2023」であります。
大通公園西8丁目が会場。
第1期（10月18～22日）と第2期（10月25～29日）の日程で行われます。
国内生産量（収穫量）全国1位の北海道。
ラーメンがあまりにも有名になっているので、ちょっと影が薄くなっておりますが、日本屈指のそば処であります。
子供の頃から、ざるそばが大好物の私、早速、伺って美味しいおそばをいただきました。
ちなみに、ツルツルっとそばを食べたい時は、チケット販売ブースにてチケットを購入します。
チケットは3種類。
①そば一杯券 800円
②そば一杯券+ドリンク一杯付（一部のに日本酒を除く）1,250円
③そば二杯券+ドリンク一杯付（一部の日本酒を除く）2,000円
アルコールは600円以上となっているので、アルコールとともにおそばをいただきたい時は、②がお得です。
ソフトドリンクを飲みたい時は、ソフトドリンクは300円なので、①が良いでしょう。
（ご注意ください。）
また、各ブースで提供されるおそばは約120gとなっているため、ちょっと物足りなく感じられる方もいらっしゃることでしょう。
その場合はアルコール付の③がお得だと思います。
（ソフトドリンクが飲みたい場合は③だと損をしてしまうのでご注意ください。）
おそば以外の料理のお店、例えばガレットやおでん、天ぷら、お寿司などは、 チケットではなく、その場で現金払いとなるので、ご注意ください。
そんな訳で、まずいただいたのはこちら。
札幌円山動物園・第1レストハウス にてお店を構える「ダニーズレストラン」さんの「金賞ガレット」であります。
本場フランス・ガレットコンクール1位、クレープ部門2位受賞のシェフ・ダニー氏がプロデュースのガレット専門店がそばフェスに出店されております。
金賞を受賞した「ガレット」は、シンプルに見えて秀逸であります。
薄く焼き上げたそば粉の生地は一切もたつくことなく、卵、ハム、チーズとうまく調和しております。
卵の白身の部分は、ヘラできちんと伸ばして生地に染み込ませています。
ハム、チーズの分量も適切で、くどさが全くなく、胃や舌にストンとなじみます。
半熟の黄身がトロっとコクを与え、黒胡椒がピリッと引き締めます。
ガレットは時に生地が厚すぎたり、味がしつこすぎて、完食するのが大変になることがあるのですが、こちらのガレットは抵抗なくいただける、とても良いお惣菜系クレープとなっています。
一つ一つ丁寧に作り上げる、シェフのテクニックも必見であります。
食いしん坊の私、お腹ペコペコの状態で行ったものですから、ガレットを食したら食欲に火がつきまして、続いてこちらをいただきました。
「真御膳そば 正直屋」さんの「皮脂（ひあぶら）鶏せいろ」であります。
冷たいそばを温かいつけ汁につけて食するのが、ごく普通の北海道。
そばの食感を楽しむのなら、冷たい方が良いですし、そばに美味しいつゆの味を染み込ませるのなら、おつゆは温かい方が良いでしょう。
いいとこ取りの食べ方であります。
また温かいおつゆには具も入るので、それもまたお楽しみとなります。
正直、一杯じゃ足りない美味しさ。
お腹はいっぱいとなったのに、おかわりしたくなりました。
おそばとおつゆ、どちらも美味であります。
※「正直屋」さんの情報は、下記のサイトでご確認ください。
「北海道そばフェス」。
是非とも2回、3回と続いてほしいです。
そして、大通公園を代表する大きなイベントに育ってほしいと思います。
そんな願いを込めて、第2期にも足を運びたいと思います。
次は、天ぷらと稲荷寿司もいただきたいですね。
楽しみです。
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