コツコツ歩き隊!

休み(45):映画

お休み

本日、「コツコツ歩き隊!」はお休みです。
せっかく当ブログへお越しいただいたのに、申し訳ありません。
(毎週火曜日と土曜日はお休みとさせていただいております。)

昨日の記事 : イルミネーションめぐり(4):永田町

永田町は予定していなかったのですが、
きれいだったので記事にしてみました。

映画鑑賞記録『friends もののけ島のナキ』

ここのところ、よく映画を見ます。
以前は、映画に対し、「好み」というものがありまして、
自分の「好み」ではない作品を見ると、
「つまらない」とか「ハズレ」などと評し、料金を払ってまで見たことを後悔したりするものですから、
また後悔するのが嫌で映画を見るのを躊躇していました。
しかし、自分の「好み」でなくても、作り手の思いや努力、才能など、
ある部分をクローズアップさせて作品を見ると、その作品の別の良さが見えてきて、
「ハズレ」だなんて作り手の方たちに失礼なことは考えなくなりました。
映画の楽しみ方が1つ増えたものですから、
今はぜひ、色々な作品を見てみようと思うようになりました。

今回見た作品は『friends もののけ島のナキ』。
浜田廣介 著『泣いた赤鬼』が原案のCGアニメです。
私、ついにこの作品で3Dデビューしました。
具合が悪くなるか心配しましたが、全然なりませんでした。(ホッ)
3Dで見ると、この作品はひもや針金のない、人形劇のようです。
アメリカのCGアニメ『タンタンの冒険』とはまた違ったCGアニメの良さを
表現しているように思います。
とにかく、コタケやゴーヤンが可愛くて、
つくづく日本人は可愛いキャラを作るのがうまいと感心しました。
お話は『泣いた赤鬼』に肉づけを上手にしており、
とてもよく出来ていると、これまた感心しました。

赤鬼「ナキ」の心の変化や親友・青鬼「グンジョー」の友情が
言葉ではなく、様々な行動を通して描かれます。
ぜひ、子供たちに見てほしい作品です。
そして、なぜ、人間嫌いだった「ナキ」がコタケの所に行こうとするのか、その心の変化を、
なぜ「グンジョー」があのような暴挙に出たのか、その友への思いやりを、
表面的ではなく、深ーくくみ取ってほしいと思います。
(大人がフォローしてあげると良いでしょう。)

実は私、この手のお話にとても弱く、また『泣いた赤鬼』を知っていたものですから、
作品の中盤から一人ずっと泣いておりました。
3Dの眼鏡を持ち上げては涙をふき取り、眼鏡をかけなおす。
この作業をひたすら繰り返しておりました。
映画が終わって、鏡で自分の顔を見たら、
髪の毛はボサボサ、目の所の化粧は全部とれて、目は真っ赤。
大変なことになっておりました。(えらいこっちゃ。)
もし、映画の予告を見ただけで涙が出てしまう方は、
ハンカチを必ず忘れずにお持ちください。
ちなみに、この鑑賞記録を書いている最中も映画のシーンを思い出して、
涙がちょちょぎれている私でありました。

「グンジョー」にも良いことがありますように。
(う、また涙が出てきた。)

『friends もののけ島のナキ』。
私はとても良い作品だと思います。

 『friends もののけ島のナキ』
脚本 山崎 貴 / 監督 山崎 貴 ・ 八木竜一
声 香取慎吾 ・ 山寺宏一 ・ 加藤清史郎 ・ 阿部サダヲ ・ YOU 他


どなたが投票して下さっているのか分かりませんが、本当にありがとうございます。これからも頑張ります!

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