コツコツ歩き隊!

休み(54):映画

お休み

本日、「コツコツ歩き隊!」はお休みです。
せっかく当ブログへお越しいただいたのに、申し訳ありません。
(毎週火曜日と土曜日はお休みとさせていただいております。)

昨日の記事 : 「花の輪」めぐりクイズ

「散策!」シリーズ、「皇居・花の輪めぐり」のクイズを作ってみました。

映画鑑賞記録『ALWAYS三丁目の夕日'64』

『ALWAYS三丁目の夕日』の3作目です。
前作を見ていないので、すんなりと『ALWAYS』の世界に入り込めるか、
ちょっと心配でしたが、全く問題ありませんでした。
タイトルに「'64」とあり、東京オリンピックへの興奮とカラーテレビへの憧れを
織り交ぜながら、鈴木家と茶川家の人間模様が描かれます。

「'64」と言うと私はまだ生まれていないのですが、
場面1つ1つが懐かしく感じられるので、とても不思議な気がしました。
おそらく『ALWAYS』の景色は私にとって日本の原風景の一つなのだと思います。
右肩上がりの時代。
出世や物質の豊かさが幸福であると思い始めた時代。
(こういう価値観っていつでもあると思いますが。)
人とのつながりの中に幸福を見出す『ALWAYS』の人々。
人間の持つ美しさ、すなわち「愛」が最大限に描かれます。
私、上映中、笑ったり泣いたりしていました。
どこにも毒っ気がないので、とても素直な気持ちになって映画を楽しんでおりました。
現実の世界じゃ、たまにしか見られない人情。
悪人が一人も出てこないなんて、実際には考えられないけど、いいじゃないですか。
映画の世界でくらい、美しいものを見たいですわ。
そんな夢を叶えてくれるのが『ALWAYS三丁目の夕日'64』です。

それにしてもすごい役者陣。
主役級のしかも力量のある役者たちが、
それぞれの個性を発揮して作り出す『ALWAYS』の世界。
その中でも「六ちゃん」を演じる堀北真希ちゃんのなんと美しいこと!
60年代のファッションに身を包んでおりますが、
全然古臭さを感じさせないどころか、日本人女性の美しさを見事に表現しており、
とても綺麗でした。
働き者で真面目で気立てが良くて可愛い「六ちゃん」。
まるで「スズラン」のように美しいのであります。
もし、私に息子がいて、「六ちゃん」みたいな娘を連れてきたら、
嫁姑のバトルに発展しないよう、早々に白旗をあげて仲良くなるよう努めることでしょう。
(だって勝ち目無いもんなぁ。)
そして内心、息子に対して「見る目、あるじゃん。」と思って、感心することでしょう。
「へば。」っていう所がこれまた可愛くて、
堀北真希ちゃんの役者としての力量も感じました。

それから染谷将太くん。
「六ちゃん」の後輩で半人前のケンジ役を好演しておりました。
『ヒミズ』で「住田くん」を演じた染谷将太くんでありますが、
とても素晴らしい演技に私、頭の中で「住田くん」=染谷将太くん=「ケンジくん」となっておりまして、
(すみませんねぇ。)
「ケンジくん」が本編でとても明るく笑っているものですから、
すごく救われたような気持ちになりました。
(それにしてもすごい演技力ですわ。)

そして鈴木家の跡取り息子「一平くん」演じる小清水一揮くん。
本編では「笑い」を担当しておりますが、すごい役者陣の中にあって、
非常に良い味を出しておりました。
名前、覚えておきましょう。

最後に。
『ALWAYS三丁目の夕日'64』は山崎貴監督作品ですが、
山崎貴監督作品に泣かされたのは、これで2回目。
『friends もののけ島のナキ』('11)でも、ボロボロ泣きました。
次回作、すごく楽しみです!

人の温かい心に触れたい方にはおすすめの映画です。

 『ALWAYS 三丁目の夕日'64』
監督・脚本・VFX:山崎 貴
出演:吉岡秀隆、 堤真一、 薬師丸ひろ子、 小雪、 堀北真希、 三浦友和 他

アリオ亀有・MOVIX亀有にて


どなたが投票して下さっているのか分かりませんが、本当にありがとうございます。これからも頑張ります!

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「その他」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事