桜
転居報告のはがきを作成中、時候のあいさつのところでパタッと手が止まり、
悩みました。
「春たけなわの折…」
「春暖の候」
など例文はあるのですが、
結構肌寒い札幌(北海道)に住んでおりますと、どうもしっくり来ません。
5月に郵送となりますと、
「新緑の候」
「惜春の候」
なんてフレーズも出てくるわけですが、
最近ようやく木々の葉が出てきていますし、これから春たけなわとなる札幌ですから、
これらもピンと来ません。
「白樺の葉もどんどん大きくなり…」
なんていうご当地性を出してみてはと思ったりするのですが、
これは夫に却下されました。
時候のあいさつって難しいなぁ、と転居報告のはがきを作成するたびに思います。
何か全国共通のフレーズってないものでしょうか。
さて、生活必需品の買い出しなどまだしなくてはいけないこともありますが、
ちょっと気持ちにゆとりが出てきまして、街の風景を眺める余裕も出てきました。
先日はとある病院でソメイヨシノではないけれど、かわいい花を咲かせている桜を見つけました。
これから、どんどん色々な花が咲くのだなぁと思って、とてもうれしい気持ちになりました。
スギ花粉に悩まされずに春を迎えるっていいものですね。
ところで先程の時候のあいさつの話。
前回はどうしたのだろうと思ってチェックしたら、
「今年も半分が過ぎようとしております…」
となっておりました。
おお!この手があったか!!
6月に出しておりました。
これだったら全国共通であります。
6月まで待つかな…
なんで今回ははがき作成に早く着手しているのか分かりませんが、
いつまた引越しとなるか分からないので、やっぱり早く出そうと思います。